5tomesさんのクチコミ全14件

沖縄に行くからには島豚を堪能したい、それも安くておいしいものを。そう思って畜産農家直営のお店を選びました。予約時の電話対応も親切そのもので、難聴の者がいる旨伝えたところ、壁がわの席をご用意しますとのうれしい気遣いが。お店に入って驚いたのは、居酒屋ほどのこじんまりとした広さながら、あいているテーブルが見当たらないほどの盛況ぶりです。若い層が多かったように思いますがそれもそのはず、あの量であのお値段は若い人にうれしいでしょう。しゃぶしゃぶなど人数分頼むと食べきれません。肉は豚の品種と部位によってお値段が異なり、好みと予算で一人前ずつ選ぶことができます。個人的にはお安い品種の豚、そのロース（またはバラ）がおすすめ。お値段以上の価値を感じます。サイドメニュのバリエーションは少なめながら、注文したてびちとラフテーは4人で食べても満足できるほどのボリュームでした。リゾート風の雰囲気はありませんが、おなか一杯島豚が食べたいときにはおすすめです。

瀬底大橋のたもとにある小さな浜。橋を渡ってすぐの小道を入り下っていきます。ふと見ると「潮流が速く遊泳には適さない」との立て看板が…泳ぐ予定はなかったので問題ありませんでしたが。ちょうど引き潮のタイミングだったらしく、浜には貝殻とサンゴのかけらが幾重にも縞模様を描いていました。本土ではまずお目にかかれないような貝殻、それも状態のよいものがどっさりで、まるで玉手箱のよう。子供みたいに夢中になってビーチコーミングのひとときをすごしました。特に濃い紫のタカラガイはアクセサリーにもなりそうな美しさで、よい記念品になりました。ものの収集がお好きな方、一度覗いてみては。

「行ってみたら以外にしょぼくてがっかり」と言わることもある世界遺産首里城。実はあまり期待してはいなかったのですが、個人的には一見の価値ありという感想でした。戦争で焼失したあと、昔の記録や古老たちの記憶を頼りに復元されたものですから、建物自体は新しく、特に歴史の凄味を感じるわけではありません。しかし、よくここまで調査したものだという感嘆の念を抱かずにはいられませんし、人災によって失われた文化遺産をなんとか復元しようとする執念のようなものがひしひし伝わってきて、そこに凄味を感じました。さらに、絶対見逃せないのが夜の首里城遠景です。日没から夜中までライトアップされている首里城を、龍譚（りゅうたん）という人工池ごしに眺めるのがおすすめ。幻想的で忘れられない光景ですよ。

梅雨入り直後の沖縄…ということで、今回初めて利用してみました。ナビに沿ってドライブすると、なぜか裏道に案内されてびっくり。ナビの精度にもよるのでしょうが一応ご注意を。客が多いシーズンでも、見学ツアーはかなり頻繁に出発するので待ち時間は少なめです。見学自体は試飲タイムも含めて1時間程度。試飲は次のツアー客がやってくるまでの⒛分程度しかなくちょっとせわしくはありましたが、限りなくクリーミーな泡の生ビールを二杯も飲めて無料なのですから文句は言えません。おつまみにオリオンナッツが一袋サービスされます。試飲場所と同じフロアにレストランの区画があり、島豚を使ったお料理などを生ビールと一緒に楽しむこともできますよ。

ちょっとした非日常感を味わいたいとき、特にお目当てのものがなくても足が向いてしまうアウトレットモールです。敷地全体がヨーロッパの街並みをモチーフに整備されていて素敵ですよ。ゴディバさんでテイクアウトしたチョコレートのアイスクリームを味わいつウインドウショッピングするのもおすすめ。中央付近に位置するフードコートではあの三田屋さんのステーキプレートをお値打ち価格で味わえて◎です。敷地内のあちこちにベンチが設置されているので歩き疲れたら気軽に一休み。買って食べてくつろいで、いちにち楽しめそうです。

白い砂浜、青い海、ところどころに点在するオブジェのような岩々…なんとも絵になる風景です。泳ぐ予定がなくても立ち寄る価値あり。ただただ海を眺めて時間を過ごすのも素敵ですし、シーズンオフにもパラセイリングやグラスボートなどアクティビティがあって年中楽しめそうです。

明石海峡大橋のたもとに位置した風光明媚なアウトレットモール。敷地がコンパクトなので、あまり疲れることなく全体を網羅できます。レストランの入った棟が橋と海と淡路島に面しており、お買い物の合間に食事やお茶だけでなく風景も楽しむことができて◎。値段帯は少々お高めですが一種のテーマパークだと思えば納得です。

観光地というよりは「道」なのですが、車窓からのチラ見だけではもったいないような眺め。橋の真ん中あたりに車をとめるスペース（未舗装です）があります。可能なら下から上へより上から下へとルートをとるのがおすすめ。トンネルを抜けたらそこは…言葉が必要ないような景観です。

何度も橋を往復してしまいました。橋のうえで停車するのは危険ですのでご注意を。本島側のある地点から眺めると橋がまるで滑走路のよう。不思議な風景です。橋を渡り古宇利島側から海と橋を眺めるのも素敵。透明度の高い海と白い砂浜、これぞ沖縄です。

沖縄観光の定番ですがやはり外せないでしょう。ひと昔まえは断崖絶壁のふちに柵も設けられておらずかなりの迫力だったそうですが、いまでも高所恐怖症のかたには少々刺激が強そう。くらくらするような眺めです。当日は荒れ気味の海で余計に恐ろしげな風景でしたが、好天ならば落ち着いた景色を楽しめそうです。

激戦区の西海岸で、安定した評価を長く維持しているアリビラさん。実際に滞在してみるとその理由がよくわかります。
まずスタッフの表情がとても印象的。仕事を心から楽しんでいらっしゃるのが伝わってきてこちらまで楽しくなります。
また、部屋がプラシエンテツイン以上のグレードだと、チェックインチェックアウトを別カウンターで椅子にかけて行えますし、キーを預ければ車を玄関まで回してくれるなど、VIPなサービスが。ちょっとしたことですが、なんとなくリゾート気分が盛り上がります。
このホテルではぜひ奮発してオーシャンビューの高層階を確保しましょう。眼下に広がるのはエメラルドブルーの東シナ海だけ、聞こえるのは穏やかな潮騒だけ…本当のぜいたくとはこういうことを言うのでしょうね。
ちなみに前回１１月ごろに滞在したおりには運悪く修学旅行生の団体と鉢合わせしてしまいました。もちろんホテル側はよく配慮してくださっていましたが、本来の静かな雰囲気を堪能したい方は時期を外されたほうがよいでしょう。

西海岸目当ての沖縄でしたが、空港到着当日に直接向かうのは少々ハードだということで、那覇市内に一泊。
閑静な住宅街を抜けた高台に位置した静かなホテルです。玄関前にはテーマツリーとして大きなガジュマルが。本州出身の当方はまずこれに目を奪われました。
館内は重厚な雰囲気で、シティホテルよりもクラシックな印象。一面ガラス張りのラウンジは熱帯植物で埋め尽くされた中庭に面しており、その眺めはここが市内であることを忘れさせ、南国情緒を盛り上げてくれます。
サービスはつかず離れず。料金も手ごろですし、市内で過ごされる分にはおすすめです。

言わずと知れた神戸のラグジュアリーホテル。カラットは小さめながら質カットともに優れた宝石のようで、豊かな時間、プライベート感たっぷりな滞在を楽しめます。
スタッフはよく教育された一流のホテルマンばかり。型にはまらない柔軟な対応が魅力です。当方よそ行きのスーツを宅急便で送る必要が生じ、ガーメントケースの手持ちがなかったためコンシェルジュに相談したところ、なんと「スタッフの私物なのですがひとつ余ってございますのでよろしければ」と申し出ていただきました。臨機応変で人間味のあるおもてなしがうれしいですね。
このホテルは立地が素晴らしく、ハーバーランドの夜景は一見の価値があります。早めにチェックインし、ホテル内でゆっくりお食事を楽しみ、食後は一階のバーラウンジでジャスの生演奏を聴きながら一杯、そのあとお部屋の照明を落として夜景を堪能する。そういうステイはいかがでしょう。翌日は朝寝坊を決め込み、ルームサービスで朝食のフルコースを。ヨーロッパの一流ホテルに滞在しているかのような、優雅で非日常感のある時間になること間違いなしです。

ずっと訪問してみたかった樋口さん。念願かなってついにデビューしました。
樋口さんは海と山に囲まれた有福温泉郷(島根県)にひっそりとたたずむお宿です。温泉郷自体はひなびた雰囲気で特筆すべき観光スポットとは言えないのですが（ごめんなさい）、樋口さんを目当てに全国からひとが訪れます。
古き良きたたずまいを上手に残し和モダンにリノベートされた館内は、どこもかしこも美しく磨きあげられ、あちこちに季節の花木がセンス良くあしらわれ、とても田舎のお宿とは思えない雰囲気。非日常感があふれた空間です。客室お食事お風呂、ハード面すべて文句なし。
特に心惹かれるのがソフト面。女将をはじめスタッフのかたがたからにじみ出るおもてなしの心です。どのかたもプロ意識が高い。接客の心をよく理解しておられると感じました。
すべての点でぜひ再訪したいお宿です。