ベネズエラ 基本情報 クチコミ

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  • ウェンディさん 写真

    ウェンディ さん
    女性
    旅行時期 : 2019/03(約7年前)
    ギアナ高地でロライマ山やクカナン山のトレッキングをプランニングする場合、パライテプイ村を起点とする計画が多いと思います。
    パライテプイ村はトレッキングで荷物を持ってくれるポーター達が暮す村で、その村にはトレッカー宿泊ロッジ施設もあります。

    このロッジは、ベネズエラの国がまだまともだった頃に海外からの援助を受けて建築されたモノですが、現在は村の村長がロッジの施設全てを私有化し、自分の家族と共にそこで暮しています。
    一応トレッキングのゲスト用に建物は何棟かは残されていますが、全くメンテナンスされておらず、シャワーの配管も詰まって水が出ませんでした。
    その上、室内はゴキブリの巣窟。
    夜になると何匹ものGが壁を這い回る音が聞こえ、まだトレッキング中に寝ていたテントとシュラフの方が安心して眠れます。  

    旅行会社やエージェントでトレッキングの手配をすると、トレッキング前後泊の宿にパライテプイ村の悪徳村長が経営する宿を提案されますが、ここは可能ならば避ける方が無難です。
    パライテプイ村から車で1時間離れますが、隣のサンフランシスコ・デ・ユルアニ村には、もっと清潔で居心地の良い宿がたくさんあります。

    村長の悪徳度合いについては旅行記-2で書いているので、興味のある方はどうぞ。
  • ウェンディさん 写真

    ウェンディ さん
    女性
    旅行時期 : 2019/03(約7年前)
    2019年3月初旬にギアナ高地を旅してきました。
    勿論、国際情勢は承知の上の旅で、現地手配会社と綿密に打ち合わせをして現地状況を確認してもらい、旅の前日までのベネズエラ国内の状況から現地で受け入れ可能となり、日本を出国しました。

    アメリカのCNNが報道するベネズエラ。
    現地通貨価値が下落する数百%のハイパーインフレで、国民の大半が国を脱出し、都市では強奪などが起きている…。
    私自身もCNN報道から、コレがベネズエラの今だと思っていました。

    しかし、これらの米国系の報道機関から発信される報道内容には、若干のバイアスがかかっている様です。
    嘘は報道してはいませんが、極端な例をさらに誇張して世界中に発信しているように見受けられました。
    多分、米国とベネズエラは犬猿の仲ですので、米国資本の報道はどうしても政府寄りになってしまうようです。

    では、実際のベネズエラがどうだったか…というと、地方都市では拍子抜けするほど日常の光景が繰り広げられていました。
    たしかにハイパーインフレは本当で、ベネズエラの現地通貨(ボリバル)の価値は、ベースとした地方都市のプエルトオルダスでの2週間の滞在中にホテルの宿泊代金やレストランの価格は10%程度値上がりをしていました。
    プエルトオルダス市内の商店の商品棚は空っぽで、アメリカ系のファストフードはどこも営業していませんでした。
    では、食料もどこでも買えなかったのか?というとそんなことはなく、商品は店表には並んでいないだけの話で、ブラックマーケット(闇市)では日用品や食料は買うことができます。
    朝は市民が乗り合いバスで出勤し、子供たちはスクールバスや親に連れられて学校へと通い、日中の公園では幼児が母親と遊び、年配者が日向ぼっこでお喋りを愉しむ…そんな風景が繰り広げられていて、あの報道は、一体どこの事なのだろう?とも思いました。
    ロライマ山トレッキングやエンジェルフォールの遊覧飛行も危険性を感じるシチュエーションは全くなく、安心して旅ができました。

    地方都市やトレッキングやエンジェルフォールではそんなに危機感を感じる状況は無かったですが、首都カラカスだけは緊張状態が続くエリアもあるようです。
    今回の旅でガイドをしてくれたFelix(カラカス在住)によると、カラカスの中心部は平穏だが空港のある地域はスラムに近く、店舗を壊し商品を強奪する様な犯罪行為が行われている…とのことでした。
    また、2019年3月以降は全国停電が頻発しているので、ネットの通信状況も悪く、使いたい時にインターネットが使えない可能性があります。

    現在のベネズエラの一番の問題はインフレではなく、国の根幹を揺るがす二人の指導者がいるという点。
    ある意味、ロシア(+中国)対アメリカ(+欧州)の代理戦争のようにもなっているようにも感じましたが、ドラッグマネーで腐敗しきった現大統領マドゥーロと反体制派のグアイド議長が大統領の座を争っています。
    大半の国民は私利私欲をむさぼる現政権に見切りをつけ新しい指導者を望んでいる様ですが、甘い汁を吸い続けたい方々は容易くはその椅子を明渡す気はなく、そこへロシアとアメリカが首を突っ込み、自体は泥沼化しています。

    アメリカはベネズエラから大使館員・民間人も撤退させ、軍事介入もあり得る…という姿勢でベネズエラに対し圧をかけています。

    これからベネズエラがどうなるのかはその時々になってみないと分からない…と言うのが現状です。

    現在は旅をするにはベストな時期ではありませんが、いつまでこの状態が続くのは誰にも予測できません。
    この様な時期に旅をする場合には、信頼できる情報を発信する現地手配会社と綿密なコンタクトをとることが第一条件となります。
    現地手配会社が無理と判断した場合には、飛行機に搭乗する直前でも旅を中止する事態になる可能性があること、支払った旅費を全て捨てなければならない状況になることもあり得るという覚悟が必須で、更に現地入りした後も状況は刻々と変わるので最新の情報を入手できるバックアップ体制を確保した上での旅になると思います。

  • ヒロポンさん 写真

    ヒロポン さん
    男性
    旅行時期 : 2013/09(約12年前)
    2013年9月時点のベネズエラの両替ですが、
    酷いインフレのためレートがコロコロ変わっています。

    2013年の5月時点で1ドル=25ボリ程度でしたが、
    7月時点で、1ドル28ボリ
    8月時点で、1ドル30ボリ
    9月前半時点で、1ドル37ボリ
    9月中盤時点で、1ドル40ボリ

    ちなみに公定レートは1ドル4ボリ。
    カード決裁やキャッシングではとんでもない損です。

    地球の歩き方情報では、1ドル8ボリ程度で闇両替したとの記載がありますが、
    インフレが進行し、毎月ベネズエラ通貨が下落している状況です。

    ベネズエラ人はドルが欲しくて仕方がない様子です。
    街中での買い物もドル払いのほうが安くするよ、と声を掛けられるほどです。

    ベネズエラ国内での街ごとの闇両替レートについては、
    首都カラカスより山奥のカナイマ等の方がレートがよいと思いがちですが、
    現地人によると、ドコでも変わらないそうです。

    こんな状況なので、ドルを持つ外国人にとっては物価が毎月安くなっていきます。
    ベネズエラ滞在中に国外へのチケットを手配する場合、
    航空会社のHPで値段や空きをチェックし、街の旅行会社へ出かけてボリで支払う
    という方法で格安でチケットを手に入れている長期旅行者がいました。
    ガラパゴスへもベネズエラからが一番安いようです。
  • ポゾさん 写真

    ポゾ さん
    男性 / ベネズエラのクチコミ : 1件
    旅行時期 : 2008/09(約17年前)
    公定レートはUS$1=2.24Bs
    カラカスの空港ではUS$1=3.0Bs
    シウダーボリーバルではUS$1=3.2-3.6Bs
    といったところです。
    デノミがあって以降なのか、産油国だから原油高の昨今強気なのか、ドルの価値がおおきく下がっているようです。
    このレートでいくと、おそらく日本よりも物価が高く感じられると思います。
    食事やホテルも、この金額払ってこのレベル?っていう感じです。
    ちなみに、カラカスの空港では円からボリに返られますが、公定レートはドルに直すとUS$1=1.5Bsくらいと恐ろしく悪いです。

    もちろん、クレジットカードでの支払いは(ほとんど出来ませんが)公式レートドル建てでの精算になりますので、ご注意を。
  • 闇両替

    満足度: 1.0全項目の評価

    Noelさん 写真

    Noel さん
    男性
    旅行時期 : 2007/12(約18年前)
    この国、別に2重通貨制をしいてるわけでもないのに、2種類の為替レートが存在する。

    一つは公式なレート。
    空港や市内の両替所ではこのレート。

    もう一つはブラックマーケット。


    どこの世界にもブラックはあるんだけど、偽札とかではない正規(?)のブラックマーケットでもレートは公式の10−20%増し程度。
    これ位だと偽札掴まされるリスク考えると正規で両替した方がいいので僕は普段正規の両替店かATM でおろしてる。


    ところがここベネズエラ、正規のレートが1ドル=2150ボリバール(2007年12月末当時)なのに、今回のブラックのレート、1ドル=5000ボリバール、
    つまり2倍以上の差がある!


    つまり、5000ボリバールの商品を買おうとすると、正規だと約260円位なのにブラックだと110円!
    この違いわかるかな?ちなみに5000ボリバールではミニホットドックが買える。
    マックとかのセットは15000ボリバール位から。



    このブラックでの両替方法だけど、一番安全なのはホテル。
    ホテルの両替は大体ブラックのレートでやっているらしい。
    大体1ドル=4000ボリバール位らしい。

    その次は空港の到着ロビー。
    ここにはかなりの人が白タク運転手と一緒に待ってるから、レートを聞いて比較して両替すればいい.

    今回僕が両替したのはお世話になっている家の知り合いがプライベートで両替したいって事だったから100%安心&いいレートだった。
    この国はかなり厳しい外貨統制を行っていて、海外へ送金するのが個人だと年間8000ドル(約100万円)まで。
    それ以上は不可。会社も多少条件緩い物の制限があるって。
    海外との貿易の多い人、出張の多い人はどうしてもドルが必要だけど、ベネズエラ人は両替もままならないらしい。
    となると自力でドルをゲットするしかないわけで、それが個人のブラックマーケットの拡大になっているのです。


    今回両替してもらった人も法人出張用のタクシー会社を経営していて(って、運転手彼だけだけど)、手に入れたドルを海外貿易の多いお得意さんへ流してマージン取って稼いでるらしい。


    こんな状態なので、両替レシートなんか無いのでボリバールからドルへの再両替なんか偽札介入防止の為不可。
    つまり、前もって自分でおおよそ見積もって両替する必要がある!
    これが難しい!
    ベネズラ人の友達と一緒にプラン建てて見積もったけど、なんせラテンアメリカ、予定がころころ変わってよけいにかかったり、思ったよりかからなかったり。



    それから2008年からデノミが行われ、通貨がボリバールフォルテ(強いボリバール)となり、ゼロが3つ消えるデノミが行われたので、両替レートは1ドル=4−5ボリバールフォルテになったはず。

    旧ボリバールは6月まで使用可能。
    偽札がこの混乱で出てくる可能性あるので、ベネズエラ人は今のうちにどかっとボリバールの現金引き出して、様子を見る人が多いらしい。


    ベネズエラでブラックで両替する人は要注意!でもやらないと滞在が辛い!!!!
  • さすらいおじさんさん 写真

    さすらいおじさん さん
    男性 / ベネズエラのクチコミ : 3件
    旅行時期 : 2006/04(約20年前)
    ベネズエラのシウダー・ボリーバル(2006年4月28日)

    ベネズエラのシウダー・ボリーバルは人口約30万人のベネズエラ有数の都市。1817年にベネズエラ、エクアドル、コロンビアを独立に導いた英雄、シモン・ボリーバルが臨時の首都を置いたことからシウダー・ボリーバルと名付けられたそうだが、ボリーバルの功績をたたえるボリーバル広場は首都であったにしては小規模で地味だが、広場の周りには19世紀に建てられたアンゴストウーラ国会、カテドラルなどがあり、落ち着いた街並だ。オリノコ川の川辺も静かで楽しむ人たちの姿も多い。ギアナ高地の拠点、カナイマに向かう飛行機の空港もある。
    ベネズエラの中では安全で住みやすい街だ。
    旅行記;http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10063681/
    (写真はオリノコ川の夕日)

  • さすらいおじさんさん 写真

    さすらいおじさん さん
    男性 / ベネズエラのクチコミ : 3件
    旅行時期 : 2006/04(約20年前)
    米ドルからベネズエラ・ボリーバルへの両替(2006年4月27日)
    ベネズエラでは、日本円からボリーバルへの両替はできないので、米ドルが有効だ。カラカス空港では米ドル1ドルを2000ボリーバル・120円の両替だったが、街のイタルカンビオ・両替所では米ドル1ドルを2400ボリーバル・140円に両替できたので両替所を利用するほうが良い。
    但し、ボリーバルから米ドルに再両替するのは30%までとなっており、さらに両替のレシート、パスポート、航空券が必要。ボリーバルは余さないように使うほうが良い。
    旅行記;http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10063647/
    (写真はカナイマの光景)
  • さすらいおじさんさん 写真

    さすらいおじさん さん
    男性 / ベネズエラのクチコミ : 3件
    旅行時期 : 2006/04(約20年前)
    ベネズエラ・カラカスの親切な日系旅行社(2006年4月26日)
    ベネズエラ・カラカスではカラカス――プエルトリコのサンファン――ドミニカのサントドミンゴ−――ジャマイカのキングストン――キューバのハバナ――メキシコのカンクン、そして中米をバス移動後パナマ――アメリカのオーランドの6回の航空チケットを日系の旅行社サンケイトラベルで購入したが,社長の千葉さんが親切に相談にのってくれ、カラカスの情報もたくさん教えてもらい、見積もりも良心的で丁寧だった。
    また、南米では使いにくい米ドルのトラベラーズチェック(アメリカン・エキスプレス)で支払いができたことも良かった。
    1. 会社名;サンケイ・トラベル
    2. 所在地;Edif. Cavendes, piso5, Oficina512, Av, Francisco de Miranda, Los Palos Grandes
    3. 電話;284-3489
    4.メールアドレス sayochiba@cantv.net 日本語でOK
    旅行記;http://4travel.jp/traveler/sasuraiojisan/album/10063647/
    (写真はカラカスの新市街の高層ビルの光景)

  • 三昧さん 写真

    三昧 さん
    非公開
    旅行時期 : 2005/09(約20年前)
    水遊びが出来る滝が幾つかあります。女性に多かったのですが、刺されるんですね、ブヨか何かに(刺された時、痛みはないらしいのですが)。
    刺されても、赤く腫れない人もいますが、人によっては数ヶ月は直らないようです。
    水遊びが出来る滝でも、なるべく肌は出さないように工夫対策すれば帰国後腫れに悩まされなくてよいですよ。
  • ZISAMAさん 写真

    ZISAMA さん
    男性
    旅行時期 : 2005/11(約20年前)
    ギアナ高地へ行かれる人には、この本がお勧め。
    と言って俗にいう観光案内書ではなく、高地への登頂に挑むいわゆる探検記録である。

    今から20年ほど前の記録であるが、それだけに現在ほどの現地資料も無く、事前計画から既に登頂に勝るとも劣らない困難があった。
    しかし、行間からはそれらの苦労をさほど感じさせずユーモアさえ滲ませ、未知の台地に挑戦する著者を含む数名の隊員たちの心意気が感じられる。
    また、単なる探検記録だけではなく、地質学的なことからインディオの言語なども書かれている。

    私はこの本を十数年前に買って読んだが、今回ギアナ高地へ行く前にもう一度読んで大いにテンションを上げた。
    前述のごとく20年ほど前の本であるが、ギアナ高地は20億年前の姿を今も残す秘境といえる地であり、その意味では決して古いもではない。
    とにかく読むだけでも面白く、読めばギアナ高地へ行ってみたくなる本。
    なお、私のつたない旅行記にも、この本からの写真を2枚ほど引用させて頂いた。

    恵谷 治(えや おさむ)著 「ギアナ高地を行く」 徳間書店

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