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シルヴァン シャフ ハーン宮殿 施設情報・クチコミに戻る

バクーを支配した王権の象徴

  • 4.0
  • 旅行時期:2025/08(約5ヶ月前)
まめ夫婦さん

by まめ夫婦さん(男性)

バクー クチコミ:13件

バクー旧市街を歩いて「シルヴァン シャフ ハーン宮殿」に行きました。この宮殿は15世紀に建てられたもので、世界遺産「城壁都市バクー、シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿、及び乙女の塔」の中でも中心的な構成施設です。入場券売り場でチケットを買い中に入りました。外国人の入場料は10マルカでした。まずは「シルヴァン・シャフ王家の居館」に入りました。石造りの堂々とした建物で、内部は中央ホールを中心に複数の部屋が配置され、回廊や階段でつながっていて、謁見の間や執務空間があり、バクーがシルクロード交易で栄えていた時代の雰囲気を伝える展示がありました。続いて「シャーの霊廟」へ行きました。四角形の基礎に八角形のドラム(基部)をのせ、その上に石造のドームが載るイスラムの霊廟建築でした。「セイイド・ヤヒヤ・バクヴィ廟」は小さな多角形の建物で、上に石造ドームが載っていました。中にはアゼルバイジャンを代表するスーフィー(イスラム神秘主義者)・詩人・学者である「セイイド・ヤヒヤ・バクヴィ」の墓石がありました。イスラムの伝統では、遺体は地下の墓穴に直接埋葬され、地上には墓石や石棺風の構造物が置かれるのが一般的なのだそうです。「シャー・モスク」は高さ18mのミナレットが立つイスラム建築様式のモスクで、王族とその近臣のみが使う「プライベート・モスク」でした。「シルヴァン・シャフ家族の霊廟」は直方体の石造建築で、内部には王族の棺のような墓石が並べられていました。さらに敷地内には「Bath House(15世紀の浴場)」跡もありました。当時の生活文化が伺えました。暖房・排水設備を備えたイスラム式ハマムで、単なる衛生施設ではなく、王族の社交・文化活動や儀式的な清浄の場としての役割を持っていたということです。「シルヴァン シャフ ハーン宮殿」は交易都市として発展するバクーを支配した王権の象徴であり、イスラム建築の優美さと実用性を兼ね備えた建築群でした。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
カップル・夫婦
観光の所要時間:
1-2時間
アクセス:
4.0
コストパフォーマンス:
4.0
人混みの少なさ:
4.0
展示内容:
4.0

クチコミ投稿日:2025/09/09

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