義肉骨茶

地元の料理

バンコクで、急に（マレーシア式）バクテーを食べたくなったらここでしょ!!（義肉骨茶・イーバクテー／ヤワラー／バンコク）

4.0
旅行時期：2024/01（約2年前）

バンコククチコミ：195件

あゝ、急に「バクテー（肉骨茶）」が食べたくなった。

『肉骨茶』と書き「バクテー」と読み、中国語で肉骨は豚肉、茶はスープ。

スペアリブなどの骨付き肉を、生薬とともに煮込んだしょうゆベースのスープ。

嘗て「苦力（クーリー）」と呼ばれた中国人労働者が、削ぎ落としきれなかった肉のついた骨を料理に使った事が名前の由来らしい…

そのバクテーには、今や大きく分けて「マレーシア式」と「シンガポール式」に区分できるんだとか…

大まかな違いは以下の通り（以下、wikiより）

マレーシア式バクテーの特徴（from福建）：醬油ベースの濃いスープ／豚肉（色々な部位）／漢方のスパイス

シンパポール式バクテーの特徴（from広東）：白っぽい透明スープ／スペアリブ／漢方スパイス／ニンニク×胡椒

ここバンコクには、バクテー屋はあることは、あるのだが…

有名なところで、シンガポールからのバンコク支店『ソンファ・バクテー（松發肉骨茶 Song Fa Bak Kut Teh）』等がある。

ここはスープがむっちゃ素朴で美味しいのであるが…なんだか、そろそろ煮込み込んで黒々したスープのマレーシアバクテーが食べたいんだわぁ…

で、いろいろ調べてみると、バンコクにあるマレーシア式のバクテー屋はどこもかしこもボロくて汚らしいお店ばかり、またロケーションも悪すぎるところが多い（アクセスが悪すぎ）模様。

いろいろなブログでここ【義肉骨茶／イーバクテー】を勧める方が多かった。

ここは、ファランポーン駅からジュライロータリーを越えて、少々歩いた場所にある。

決してアクセスがいい場所ではないのだが、お店自体は小さいながらも清潔感がありなかなか落ち着いた場所で良かった。

（日本人間では）かなり有名な事もあり、今回私は昼食の時間を大きく外して（15:00ごろ）覗いてみたのだが、それでも日本人観光客もひと組いた。

お店の方は、料理人は顔は怖いが、優しく、お母さんも観光客慣れした感じのお店であった。

さて、料理そのものは、熱々で非常に美味しいものではあったのだが、私が求める「汁のくどさ」が何と無く足りないような気がして、

先日、ペナン島で食べたバクテの方が段違いで美味かった気がする（まあ、本場なんだから当たり前なのだが…）。

やはり、バンコクでは、このぐらいが限界なのか…な。

まあ、そうは言ってもここバンコクでは、（マレーシア系としては）一番に勧められているお店なので、

ここバンコクでもしバクテーが食べたくなったら、是非、足を延ばしてみて、ご自分でその味を確認してほしい。

https://www.daco.co.th/information/48881/