ニュルンベルク:カイザーブルク(皇帝城)は旧市街から超然とした姿で岩山の上にそびえている。
- 4.0
- 旅行時期:2009/04(約17年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ニュルンベルク クチコミ:10件
<“北バイエルン;フランケン地方とオーバープファルツ地方を巡る旅>
フランケンワイン、ボックスボイテル街道、古城街道;フランケン・シュヴァイツの古城群、陶磁器・ガラス街道、マイン、ペグニッツ、ナーブ、レグニッツ川を巡る。
期間:2009年4月17日(金)~5月1日(金)15日間の旅
4月26日(日) 朝方はやや曇り空、その後は快晴。20℃。 87km
ニュルンベルク市博物館の横の道・Burgstrasse城の道をDie Burg Kaiserburgカイザーブルクに向かって上がる。薄紫のライラックが満開の様子を楽しみながら、上り坂を上がると、Burgenstrasse古城街道の標識が出てきた。
確かにKaiserburgカイザーブルク皇帝城はこの古城街道上にある。
≪Die Burg Kaiserburgカイザーブルク皇帝城の見学≫
(15:15~16:30 ; Euro 10 + チップ Euro 1)
ニュルンベルグのシンボルとも言える、カイザーブルク皇帝城は、旧市街(80の塔と長さ5kmの城壁に囲まれている)から超然とした姿で岩山の上にそびえている。
ドイツ人に人気の高いBarbarossa赤髭王(1123~1190)やその後に続いた王達が、帝国でも最も大きく、強固な城を築いたと云う。それは旧市街の何処からも見えるもので、北の端に堂々と君臨している。16世紀までの長い間、多くのドイツの王と皇帝の居城であった。
城門前にこれはまた見事な、大きな濃い紫色したライラックが咲き誇っている。城門を入ると、中庭がある。
時間調整で最初にカイザーブルグ博物館に行く。ここには築城の歴史、武具などの展示がある。裏手にある公園 は深い堀と厚い城壁に囲まれていて、ここにもライラックが咲き、観光客は香り高い花に近づいて、香を嗅いでいる。ユースホステルになって城郭内の建物、町を一望する展望台を回った。眺望の良いSinwellturmジンベル塔があったが、改修中である。登れるらしいが・・・。
本丸にはガイド付きで入る。印象深いのは皇帝の間で、謁見の為の部屋だったと云う。
天井中央には、黄色の地に黒で双頭の鷲が描かれ、その他、王の様々な紋章が天井を隈なく覆い、圧巻である。だが、広い騎士の間は寒々としたもので、この城はあまり見るべきものが残されていないようだ。
1200年頃、Hohenstaufenホーエンシュタウフェン朝に建てられた、ロマネスク様式の二重礼拝堂は身分に応じた礼拝ができるようにしたようで、当然上部は身分の高い者の為だ。二重礼拝堂の構造は其々が異なった形式で、皇帝一家には2階の西側に特別席が設けられていて、他と歴然とした差を示す。2階はきちんと装飾されているが、1階は砂岩の柱に模様が彫刻されているものの、荒削りのままである。
深井戸もガイド付きで、60mの深い井戸は地下水の層まで達していると云う。
XXX
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2023/08/06
いいね!:7票
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