香港独特の臭いは、新しい香港国際空港になっても変わらなかったのはすごい。
- 4.0
- 旅行時期:2007/11(約17年前)
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by jijidarumaさん(男性)
香港 クチコミ:12件
私共は12年ぶりに香港5日間の旅(‘07.11/28~12/2)で懐かしい香港を訪れた。
近畿日本ツーリストのHolidayツアーを利用し、マイセレクション香港5日間:キャセイー航空の往・午前、復・午後便、ホテルは昔住んだ場所近くの北角海逸酒店(ホテル)ハーバー プラザ ノース ポイントHarbour Plaza Norh Pointを利用したもので、現地は勿論、終日自由行動の旅です。
12年前に勤務した香港は2月くらいから南国特有の雨期が始まり、湿気がひどくなります。経験的にいって、乾季の時期が最高です。
この時期は天気は快晴、湿気も無い、さらっとした気候の毎日が続きます。
ついでに言えば、英国統治下で繁栄した香港ですから、クリスマス時期に入ると、やはりきれいな飾り付けがそこかしこに見られ、良いものです。
フライト:
2007/11/28(水)成田LV 9:15香港AR 13:30
キャセイ・パシフィック航空(成田第二空港)・CX-509
2007/12/02(土)香港LV 16:25成田AR 21:25
キャセイ・パシフィック航空(香港国際空港)・CX-508
かつて使用していた啓徳空港(旧香港国際空港、カイタックKai Tak Airport)に代わり、香港国際空港(香港國際機場、Hong Kong International Airport)は香港の空の玄関として1998年に開業した。
1995年に帰国して以来、香港を訪れることなく過ぎた12年の間に香港国際空港ができたわけだ。香港新界離島区にある国際空港は、現地ではチェクラップコク国際空港(赤鱲角國際機場、Chek Lap Kok International Airport)とも呼ばれるらしい。
3000m級の滑走路が一本あっただけという啓徳空港に比較すれば、新しい香港国際空港の規模は大きなもので、香港島や九龍半島に遠くなったとはいえ、中国の統治下に入ったという、象徴的なものになったように思います。
懐かしい啓徳空港は九龍半島の啓徳にあり、九龍湾に沿って滑走路が突き出ていたこともあって、街中のビルすれすれに飛行機が飛ぶのが普通であった(滑走路の北端に道路を挟んで6階建ての建物があり、滑走路の3方向はビクトリア湾に囲まれていた)から、この頃は建物には高度制限があった。
閉港から15年後になる2013年6月、啓徳クルーズ・ターミナルとなり、香港の「空の玄関」から「海の玄関」として再出発することとなった。
香港が英国から中国に返還されてから、もう10年が経ちました。
一頃(1997年香港返還時に)、心配された治安も良いようで、昔はよく見かけた乞食の姿も少ないように思えました。
ただ香港の啓徳空港に降り立った際にかいだ、あの香港独特の臭いは、新しい香港国際空港になっても変わらなかったのはすごい。
香港では自分たちの買い物より孫たちのお土産に目がいき、街中のお店を回るのも楽しいもので、久しぶりによく歩いた旅でした。
いろいろな思いを残した香港の町、12年ぶりに再訪した香港は楽しく、美味しく、興味深く、この町の良さをあらためて再認識させられ、また再訪したいものだ。
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- 施設の満足度
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4.0
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 施設の充実度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2023/03/20
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