2011年の地震で崩壊した大聖堂に代わる仮設の大聖堂はボール紙製
- 4.0
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
クライストチャーチ クチコミ:31件
2011年のカンタベリー地震ではクライストチャーチ大聖堂が大きく崩壊しましたが、2022年11月中旬には2024年の完成を目指して修復工事が行われています。
そこで、期間限定の仮設大聖堂として2013年に建てられたのがこのカードボード・カセドラル。
カードボードと言うのは段ボールの意味で、文字通りボール紙がその建築材料になっています。
ただ、一目見て「ボール紙だ!」と言う使い方ではないのでご安心を。
特殊加工を施したボール紙のチューブが使われていて、約50年は大丈夫と言う耐久性があるのだそう。
大聖堂の建物だけではなく、内部に置かれている十字架や祭壇、椅子などもボール紙製と聞いてびっくり。
設計者は日本人建築家の板茂(ばん・しげる)氏と言うのも、同じように地震が多い日本とニュージーランドとの結びつきを感じます。
そんなカードボード・カセドラルは、まず、三角形の屋根型の外観がユニーク。
正面の壁にはカラフルな色模様のステンドグラスが入っていてモダンな印象。
内部は質素ですが、天井が高いので厳かな雰囲気有り。
私が行った時には、上記の地震での被害や被害者を悼むものなのか、千羽鶴も飾られていました。
いつまでこの仮設の大聖堂が置かれるのかは分かりませんが、次のカードボード・カセドラルのサイトにお知らせが出るのかも。
今後訪れてみようと思っている方は要チェック!
https://www.cardboardcathedral.org.nz/
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 2022年11月中旬、修復工事が進行中の大聖堂から徒歩だと10分程度。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 見学無料です。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私が訪れた時には、ちらほら程度。
- 展示内容:
- 4.5
- 特殊加工を施したボール紙のチューブで造られたというのにまず驚きます。
クチコミ投稿日:2022/12/15
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