王立ベスレム病院の絵画たち、精神疾患の患者であった 猫画家 ルイス・ウェインの作品も
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- 旅行時期:2021/01(約5年前)
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by ごーふぁーさん(非公開)
ロンドン クチコミ:10件
現在のベスレムは最新の治療が受けられる病院となっている。今回訪れた「ベスレム・ギャラリー」もその活動のひとつである。入院している精神疾患の患者の絵画などを展示しており、あわせて精神の病とはどのようなものか、を精神疾患への社会の見立ての歴史と共にわかりやすく解説している。
そして、出迎えてくれる最初の絵画がジョンソン英国首相の母シャーロット・ジョンソン-ウォール(Charlotte Johnson-Wahl)の手によるものだ。彼女は育児と夫の相次ぐ転勤転居の為に精神に異常をきたし、モーズレイ病院(Maudsley Hospital)に9ヶ月入院していた。この絵はその時に描かれた78もの作品の中の1つである。
ベスレム・ギャラリーが所蔵するもっとも有名な画はルイス・ウェイン(Louis Wain)のものだろう。ルイス・ウェインは、ベスレムの入院患者であった画家であり、ここにも数点が展示され、彼の作品はミュージアムグッズのアイコンにもなっている。
挿絵や絵はがきの動物絵描きとして売れっ子だった彼は、晩年に精神の病に冒され、貧民病院に押し込められてしまった。そこで、彼の実績を知る金持ちが支援し、ベスレムに転院させたらしい。お金を出して転院させたということは、この頃のベスレムは優良な病院のひとつになっていたのだろう。そして、ウェインは院内で気兼ねなく猫の画を描きまくるのである。
詳細はコチラから↓
https://jtaniguchi.com/bethlem-gallery-museum-mind-louis-wain/
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 2.5
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.5
クチコミ投稿日:2021/01/17
いいね!:9票
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