ブレーメンの守護神は帝国の鷲の紋章の楯を持つ
- 4.0
- 旅行時期:2019/09(約5年前)
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by jijidarumaさん(男性)
ブレーメン クチコミ:12件
2019年ドイツの初秋:メルヘン街道と木組み建築街道の旅
期間:2019年9月18日(水)~10月03日 (木)
(14泊+機中1泊=15泊16日間の旅)
9月19日(木)
世界遺産【2004年登録】になっている。
ブレーメンの旧市街にはマルクト広場にローランド像がある。
カール大帝のイスラムとの戦いにおける騎士ローランの歌に名高いが600年の
歴史を経過した色褪せた姿で立っている。
1404年に建設されたブレーメンの守護神の高さは10mもある。
この像のある限り、ブレーメンは神聖ローマ帝国下の自由ハンザ都市で
いられるとされている。
この「ローラント像の楯」には帝国の鷲の紋章がある。
帝国自由都市にはそのシンボルの帝国の鷲の紋章が似合うのだ。
神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世(バルバロッサ)は1186年にブレーメンを
帝国自由都市とした。1260年に都市ハンザが形成され、ブレーメンは1358年に
ハンザ同盟に加盟している。ブレーメン大司教との争い中で、その自由な気風
の象徴としてローラント像(1404年)や市庁舎(1409年)がマルクト広場沿い
に建設されたとされている。
当初は木像だったが、ブレーメン大司教の手によって放火され消失した後、
石造で再建された。
ハンザ諸都市には自由の守護神として、ローランド像を建てている事が多い。
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- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2020/01/14
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