歴史を刻む建物の佇まいを残しつつ、リニューアルした美術館
- 4.0
- 旅行時期:2017/09(約8年前)
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by rinnmamaさん(女性)
フィレンツェ クチコミ:31件
ある雑誌の美術館の展示方法と、捨て子に託した親子の証を展示したコーナーがあると読んでから、フィレンツェで行きたい場所になっていました。
リニューアルオープンとはいえ、ルネッサンス期のブルネッレキスの傑作といわれた建造物の随所に、当時の面影が残っています。
初めに孤児の遺品が収められてコーナーがあり、モニターでは1400年代からの子供たちの記録がデジタル化してあり、閲覧が出来るそうです(時間が無くて見ていません)
養育院・保育園は現在も運営されているそうです。
私は館内地図を手に入れていませんでしたので適当に散策して、途中で誰にもお会いしない階段があったのですが、創建時代のままの写真があり感激しました。
美術館の展示方法は、とてもゆったりと見て回れます。
大きな祭壇画・絵画も目の前で心おきなく見れますのでお勧めです。
特に有名な作品は、当時のフィレンツェで活躍したギルランダイオ「マギの礼拝」ボッティチェリ「聖母子と天使」ロッビアの天使陶板・ブリオ―ニ「聖母マリアの戴冠」の彩色陶板画があります。
ロッビアのメダリオンは美術館内にもありますが、建物のメダリオンを見れば良いかもしれません。
聖母子の絵画が多いです。。
最後に屋上に行きますと、昔は養育院の子供達の洗濯物干場だったという場所が、今はカフェ・ヴェローネになっています。
ここからは同じブルネッレキスの代表作・クーポラも見えますよ。
私の訪問は9月でしたが、心地よい風が吹き抜け、気持ち良い雲・街並がみれて観光疲れがとれました。
少し前にお茶したので、飲み物は頼んでおりませんが、皆さんゆったりと寛いでました。
このカフェは美術館へ入らなくても、隣の入り口から入れるようでした。
(お調べ下さい)
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
クチコミ投稿日:2019/02/08
いいね!:7票
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