天正遣欧少年使節一行の宿舎となった教会。外観は地味ですが、内部にいくつも並ぶ礼拝堂の装飾が見事。
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- 旅行時期:2018/10(約7年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
リスボン クチコミ:18件
天正遣欧少年使節と言うのは、簡単に言うと、天正年間に九州のキリシタン大名の名代としてローマに派遣された4人の少年使節の事。
1582年に長崎を出航したその一行が、まずリスボンに到着したのは二年半後の事で、その時に一か月ほど滞在したのがこのサン・ロケ教会。
少年使節たちが目を見張ったに違いないその教会を私も見学しに行ってみました。
ケーブルカーのグローリア線で行くと、坂の上側にある駅から徒歩で楽々の距離。
年中無休で見学は無料。ただし、付属の美術館は有料(2.5ユーロ)になります。
外観はとても地味な教会でしたが、教会内部の両側に並ぶ八つの礼拝堂の装飾が見事。
バロック、ロココなど異なった様式で飾られた礼拝堂の一つ一つをじっくり見てみましょう。
それぞれの礼拝堂には英語での簡単な説明も出ています。
礼拝堂が出来た年代を見ると、少年使節らが訪れた時にはまだ造られていなかった物がほとんど。
彼らが滞在していた当時のサン・ロケ教会は、今よりずっと質素な雰囲気だったのだろうと想像してみました。
付属の美術館には、聖遺物などが展示されていました。
興味のある方は行ってみてもいいと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- サン・ロケ教会だけなら見学無料。付属の美術館は有料で、2.5ユーロでした。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2018/10/23
いいね!:2票
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