ラグーザ駅はネガティブ観光ポイント
- 3.0
- 旅行時期:2018/09(約7年前)
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by Pメテオラさん(男性)
ラグーザ クチコミ:2件
日本人なので、鉄道があると聞くと、できるなら利用しようと思う。ツアーのフリータイムなどに、わざわざ駅や列車の写真を撮って載せる方も多い。シチリア島でも、鉄道があると聞けば、不便と書いてあっても、少し期待するのは自然な成り行き。
しかし、ラグーザやヴァル・ディ・ノート一帯の鉄道は、超閑散路線。ラグーザ駅も、県庁所在地の都市の駅なのに、その辺の無人駅と同じ。駅前広場にはペンペン草が生えているし、駅舎も正面から入れない。日曜祝日は全列車運休で、駅はほぼ廃墟と化す。平日も8往復程度のディーゼルカーが発着するときだけ、10人か20人前後の観光客や地元の人がパラパラと動くだけ。
地元が、クルマ社会の成すがままに任せて、何ら鉄道利用促進策を行なわず、バスを含めた公共交通機関のネットワーク作りを後回しにすると、日本のローカル線も、早晩こうなるという先行事例を見ているような駅。
それでも、ラグーザは治安がいいので、人っ子ひとりいない駅を覗いても、恐怖感や不安感は全くない。ある意味、ネガティブ観光ポイント。
- 施設の満足度
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3.0
- アクセス:
- 2.0
- ラグーザの駅も、半分、忘れ去られているかのようでもあるが、一応、市内バスは近くを通り、かろうじて残存
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 日曜祝日は全便運休なので、不気味な静寂が支配。孤独感を味わい、瞑想するには最適。
- 施設の充実度:
- 3.0
- ローカル線の標準装備あり。切符の自販機、刻印機、紙で貼りだした列車発着時刻表
クチコミ投稿日:2018/10/14
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