バレエ「白鳥の湖」に大感激
- 5.0
- 旅行時期:2018/05(約6年前)
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by ポポポさん(男性)
サンクトペテルブルク クチコミ:57件
エルミタージュ劇場はエカテリーナ2世の依頼で皇帝の家族や選ばれた上流貴族のための宮廷付属劇場としてピヨートル大帝冬の宮殿に造られた劇場です。
内装は大理石の柱や壁が使用され多数のミューズの像が配置された造りでした。
小さな劇場のためオペラグラスは不要、座席は自由席でした。ドレスコードは無いのでカジュアルな服装で見れます。
但しセキュリティチェックの所にいた中年の女性の係員が口うるさかった。寒かろうが上着とコートはクローク預けを強制されました。ジャンバーもある人はクローク預けでもある人はパスと判断基準がバラバラ。一眼レフカメラも大きいカメラは持ち込みダメとクロークに預けさせられました。ジャンバーは判断基準がバラバラなのでガイドさんを通じて劇場内の持ち込みを交渉してもらいましたが、一旦口にした判断はてこでも撤回しません。
この辺りは悪しきソ連時代の習慣がそのまま残っている印象でした。
公演は午後8時に開始されました。第一幕、第二幕と淡々と進行していきますが、これぞ本場のロシアバレエという感動は無く、なんだこんなものかと些か拍子抜けしていたところに第二幕の小さな白鳥の踊り(四羽の白鳥の踊り)が始まりました。
コミカルで技巧的な軽やかなステップは私が好きな踊りの一つですので楽しみにしていましたが、ここで驚くことが起こりました。
ステップが音楽と合いません。プロにしてはまさかと思うような失敗でした。多くの観客の方が気づいていたと思いますが、このミスを帳消しにして観客から万雷の拍手を勝ち取りカーテンコールでは拍手が鳴り止なかったほどの感動を与えてくれたのがプリマの存在でした。
劇団をプリマ1人が支えているかのような迫真の演技と美しく華麗な舞。これには大、大、大感激。
素晴らしいバレエを見せて頂き大満足でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 観光の所要時間:
- 半日
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 施設の快適度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2018/08/11
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