430年以上前に日本の少年たちが滞在
- 4.0
- 旅行時期:2016/09(約9年前)
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by QUOQさん(非公開)
リスボン クチコミ:93件
伊東マンショ、千々石ミゲルら天正遣欧少年使節の一行が、ローマへ行く途中に初めてヨーロッパに上陸したのがリスボンで、宿舎としてこの教会に約1か月滞在しました。日本にゆかりある場所なので、日本人観光客には是非行っていただきたいですね。
現代なら飛行機で1日で行けてしまいますが、当時(日本は安土桃山時代)は船での移動。マカオやゴアなどに寄港しながら片道2年以上もかかってリスボンに到着したというのだから途方もなく大変なことだったと思います。
シンプルなファサードとは異なり、内部は金色の派手な装飾。両脇に4つずつ全部で8つの礼拝堂が設けられ、それぞれが細かな装飾が施されていて見入ってしまいます。中でも一番有名なのは左奥のサン・ジョアン・バプティスタ礼拝堂だそうで、ラピスラズリや大理石などを贅沢に使った美しい空間でした。
教会とは直接関係ないですが、教会前の広場に「宝くじ売りの像」があります。このおじさんが手に持っている宝くじに触れると当たるそうです。この像、はじめ郵便配達のおじさんかと思いました。でも、よく見たらくわえタバコしてますね。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- ケーブルカーグロリア線で上って数分。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 教会は無料。博物館は有料。
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 特に混雑はなかった。
- 展示内容:
- 4.0
- 8つの礼拝堂が見所。
クチコミ投稿日:2018/06/03
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