伊達家の野望を背負った支倉常長洗礼の地
- 5.0
- 旅行時期:2015/05(約11年前)
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by cassiusさん(男性)
マドリード クチコミ:27件
プエルタ・デル・ソルからプレシアドス通りを北に向かうと左手に見えるのがこの修道院です。シンプルな外観からは想像できない内部には、美しい壁画や、タペストリー、絵画にあふれ、見どころが多い修道院です。ただ入場には制限があり、時間指定のガイドツアーに参加する必要があり、少し面倒です。ただ、慶長遣欧使節団率いる支倉常長がここでキリスト教の洗礼を受けた事を知ると、また違った風景が見えてきます。伊達政宗が打倒徳川家康の野望をスペインとの軍事同盟に賭け、それを支倉常長に託したという説があり、なんとしてもスペイン国王の信頼を得たい支倉常長は、この場所でキリスト教への改宗の洗礼を受けたと言われています。その後歴史が示す通り、徳川家康に恭順した伊達政宗でしたが、その無念に想いを馳せながら、この地を是非訪れるのも歴史ファンとしてはとても感慨深いものでした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 5.0
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2017/12/30
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