ボティン Restaurante Botin

地元の料理

歴史の重みを感じながら

5.0
旅行時期：2017/10（約8年前）

by Barca_culeさん（男性）

マドリードクチコミ：1件

ギネスブックで「世界最古のレストラン」と認定されたレストラン。
その歴史の重さは、建物だったり、設えられた家具だったり、カマレロ達の振る舞いであったり
コルタドールの手捌きの華麗さだったりで十分に感じられます。

そんな雰囲気の中、ランチで名物のコチニージョ・アサード、子豚の丸焼きを頂きました。
鉄板に乗せられてテーブル横まで運ばれ、店員さんがそこで最後の仕上げ。
上手に切り分け、旨味たっぷりの肉汁を回しかけ・・・　鮮やかな仕事です。
皮はパリパリ。冷めてもパリパリ。ナイフで「切る」というより「割る」みたいな感覚w
中のお肉はミルクのみで育った子豚らしく
臭みも全くなく、甘い香り。で、ぱさつく事なく、しっとりと柔らかいです。
とにかく美味しい！味付けはほんのり塩味のみで、素材の味をダイレクトに味わえます。
それなのに物足りないなんて事はなく、とにかく美味しい。ワインが進む、パンが進む。

夜は予約が必要ですが、ランチなら開店時間少し前に行けば予約無しでも入れます。
テーブルは歴史ある２階ではなく入り口付近の１階ですが。
パンとワイン１本、水と合わせ、２人で７０ユーロ。
贅沢なランチですが、その金額に充分応えてくれる雰囲気＆味でした。