冠記 Koon Kee

中華

雲呑麺

3.5
旅行時期：2017/07（約7年前）

by T04さん（男性）

クアラルンプールクチコミ：124件

ある日、ふとマレーシアで雲呑麺を食べたことがなかったことに気づきました。「今度マレーシアを訪れた時には是非とも雲呑麺を」と固く決意したので、今回はKLに到着したその日、中華街の有名店「冠記」に行ってみました。中華街のメイン通りにあたるペタリン通りを進み、四つ角を左折して進むと、右手には有名なお粥屋さんの「漢記」、もう少し進むと「冠記」があります。通りからお店を眺めると戦後の闇市のような雰囲気、もちろん何の装飾もないお店ではありますが、さすが食べ物屋さんだけあって店内は清潔にしてあります。私は４人ほどが座れるアルミ製の丸テーブルに案内されたのですが、時間は昼前であったので、1人で訪れた私にとっては少しプレッシャー。「早く食べて帰ろう」と固く決意したのです。さっそく店のお兄ちゃんに「雲呑麺」と注文すると「スープ？」と尋ねられました。ドライもあるので、その確認でした。「スープ」と答えて待っていると、写真付のメニューらしきものを眺めているお客さんが目に入りました。さて雲呑麺到着。今までも香港や台湾で中華麺は注文してきたのですが、往々にして輪ゴムみたいな食感(失礼！)であまり食べられませんでした。さて、こちらの中華麺は…同じく輪ゴム系ではありながら、ちゃんと食べられるものでした。スープは、最初「味がない」と思ったものが、食べ進むにつれてどんどん濃く感じられたのは、ひょっとして器の底にタレが沈殿していたのかもしれません(笑)。とりあえずスープは美味しかったです。具は雲呑以外に叉焼、蒸鶏、椎茸、青菜などが入っていて楽しめました。麺の量もたっぷりで、これも人気の秘密かもしれません。値段は7.5MYR、次回はドライを試そうと思います。