日本語ガイド本やサイトには登録のない魅力的なブハラの紹介
- 4.0
- 旅行時期:2017/05(約9年前)
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by ウェンディさん(女性)
ブハラ クチコミ:26件
2017年5月にウズベキスタンの町を旅してきました。
旅の事前学習やプランニングにガイドブックや4-Travelの口コミ情報などを参考にしましたが、実際に歩いてみて、日本語のガイドブックや4-Travelでは紹介がない魅力的な建築物等を沢山見つけたので、その一部を紹介したいと思います(本来ならば新規の施設として登録を依頼したいのですが、こちらのサイトでは新規の施設登録を中止している状況ですのでこの様な形で紹介することにしました。早く登録が再開すると良いですね♪)。
☆イスラム巡礼の宿坊であるハナカ/【ナディール・ディヴァンベギ・ハナカ】
ブハラのラビハウズの池の脇には2つの建物があり、一つはイスラム教にしてはかなり珍しい(ある意味、偶像崇拝の教義に抵抗するかのような)顔の描かれたマドラサとして有名なナディール・ディヴァンベギ・メドレセ。
そして、その対面にあるのがナディール・ディヴァンベギ・ハナカです。
ハナカとはシルクロードを渡る巡礼が宿泊した巡礼宿の事で、日本でいえばお寺の宿坊に当たります。
ナディール・ディヴァンベギ・ハナカが現在もイスラム巡礼の宿坊となっているのかどうかは不明でした、観光客の見学は出来ない様だったのでもしかすると現役で今も宿坊として使われているのかもしれません。
ナディール・ディヴァンベギ・ハナカのその装飾はを基調としたイスラム装飾で、コーランの句さえもカリグラフィーとしてデザイン化したその装飾はトルコのイスラム装飾と共通する部分もあり、17世紀当時のウズベキスタンのイスラム芸術の色を強く残していました。
☆ブハラにあるもう1つのカロン;X’OJA KALON(ホッジャ カロン)を持つメドレセ/【Khodja Gaukushan Ensemble】
ブハラの町歩きをしていて、道に迷い行きついた先にあったのがKhodja Gaukushan Ensemble。
ガイドブックにはその名前はカタカナでホッジャ・カジィヤン・メドレセとだけ記されています。
Gaukushanとは、"one who kills bulls"(雄牛を殺める男…とでも訳すのでしょうか)という意味だそうですが、私が探した資料ではそれ以上の説明は見つけることはできませんでした。
メドレセと美しい装飾を持つ背の高いミナレット;ホッジャ カロンが建てられたのは1570年頃。
メドレセの装飾はところどころ色が落ちてはいましたが、美しく荘厳でした。
Khodja Gaukushan Ensembleを見つけた場所は、リャビ・ハウズの前の道を水路沿いに東へ進んだところ。
リャビ・ハウズから徒歩5分の場所にあります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- 観光の所要時間:
- 1日
クチコミ投稿日:2017/05/22
いいね!:7票
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