亡くなった修道士のための礼拝堂です。
- 4.5
- 旅行時期:2015/06(約11年前)
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by sanaboさん(女性)
モンサンミッシェル クチコミ:21件
『医務室』(19世紀初頭に崩壊)と『修道僧の納骨堂』の間に位置する、亡くなった修道士のための礼拝堂です。
チャペル内の壁面にはピエタ像がありますが、キリストの頭部が消失しており、なおさら哀れな感じがします。
祭壇の台座には、Α(アルファ)とΩ(オメガ)の文字が刻まれています。
ΑとΩは、新約聖書が書かれたギリシャ語のアルファベットの最初と最後の文字です。
(新約聖書は、1世紀のローマ帝国内で広く使われていたギリシャ語で書かれました。)
新約聖書の『ヨハネの黙示録』の中で、キリストは「私はアルファであり、オメガである。」と述べています。
アルファは最初(始め)=創始者、オメガは最後(終わり)=完成者・支配者を意味し、天地創造からこの世の終わりまで、すべてが神の支配のもとにあることを表わしています。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
クチコミ投稿日:2016/03/27
いいね!:29票
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