パリ子午線上にはアラゴのメダルが敷きこまれています! (パリ14区~6区~1区~2区~9区~18区)
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- 旅行時期:2012/10(約12年前)
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by wiz さん(非公開)
パリ クチコミ:82件
新大陸発見によって、本初子午線の設定は、船乗りが経度を計るために必要不可欠のものとなり、海洋国家および植民地国家は各々時刻の設定を行い、1667年パリで天文台(Observatoire de Paris)の建設に取りかかると、そこがパリ子午線(Meridien de Paris)の零度と定められたそうです。
パリ子午線は国が定めたさまざまな子午線とともに200年以上続いたあとに消滅し、かわりにイギリスのグリニッジ子午線が用いられるようになったそうです。
やがて時が経て・・ 1994年11月、オランダの芸術家ヤン・ディベツは、パリ子午線の印として、直径12センチメートルのブロンズのメダル135個を地面に固定する作業にとりかかったそうで、このメダルには、天文台の所長を務めた天文学者であり物理学者でもあるフランソワ・アラゴ(Francois Arago)の名と、北と南の方角を示すNとSの文字が刻まれています。
このパリ子午線の印である”アラゴのメダル”(Medaillons de l'Hommage a Arago)は、パリ市内の(南から北にかけて)14区、6区、1区、2区、9区、18区の通りに敷きこまれており、下記のサイトなどで紹介されています。
http://lafrance.nlambassade.org/annexes/les_services/hommage-a-arago-de-jan-dibbets.html
私が添付した写真(アラゴのメダル)はリュクサンブール公園内でみつけたもの。
このフォートラベルのクチコミの写真で色々な場所のアラゴのメダルのコレクションが見れるとおもしろいなぁと思っております!
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2015/04/06
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