「一人は皆の為に、皆は一人の為に!」の落書きが気になった学生牢
- 4.0
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
-
-
by jijidarumaさん(男性)
ハイデルベルク クチコミ:11件
≪Karzer学生牢≫開館;10~16時。
13:45~14:05 入場料Euro6
1712~1914年の間、使用された。見るべきは天井や壁の落書きである。
当時の大学内は警察の介入を許さない大学自治が当たり前であったから、学生たちが街で騒ぎや犯罪を起こした場合、自分たちで処分をした。
その為の施設として学内に牢をもうけたのである。
悪さをした学生を数日間入牢させ、食事は塩とパン、水のみを支給した。
入牢中に学生たちは牢の壁や天井などに隙間なく落書きをしたと云う。
それら200年間の積み重なった落書きは確かに見る者を驚かせる。
落書きは似顔絵・入牢理由・自分の所属する学生団の理想や旗、ユーモア・ウィットにとんだ言葉などだと云う。
とりわけ1901年7月2日から7日まで投獄されていた学生5人が描いた図が目を引いた。
図の上部にはEiner fuer Alle, Alle fuer Einen!「一人は皆の為に、皆は一人の為に!」(三銃士の言葉)とあり、下部に名前らしきものと、“勿論、無罪だ(Natuerlich unschuldig)!!!!!(!)”とありましたが・・・。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 展示内容:
- 4.0
クチコミ投稿日:2015/03/24
いいね!:3票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する