このあたりにフィリップ・オーギュストの城壁がありました! Institut de France (6区)
- 5.0
- 旅行時期:2014/10(約10年前)
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by wiz さん(非公開)
パリ クチコミ:82件
今回の旅では、フィリップ・オーギュストの城壁跡散歩をしました。
ここ 【 フランス学士院 Institut de France 】 あたりもフィリップ・オーギュストの城壁があった場所を辿るのにポイントになる建築物となります。
左岸のフィリップ・オーギュストの城壁は、
旅行記の表紙でも書いていますが・・
○フランス学士院 前、コンチ河岸 ”ネールの塔があった”
○~マザリーヌ通り (=旧称ネール堀割通り)6区
○~アンシエンヌ・コメディ通り (=旧称サン・ジェルマン堀割通り)
○~ムッシュー・ル・プランス通り (=旧称お堀の上の道 他)
○~マルブランシュ通り
○~エストラパード通り
○~フォッセ・サン・ジャック通り (=現サン・ジャック堀割通り)
○~ブランヴィル通り
○~カルディナル・ルモワヌ通り (=旧称サン・ヴィクトール堀割通り)
○~フォッセ・サン・ベルナール通り (=現サン・ベルナール堀割通り)
○~トゥルネル橋近く、トゥルネル河岸 ”トゥルネル塔があった”
のような線を辿り、(城壁が)聳えていました!
(※ 6区 ~ マルブランシュ通り以下は 5区 )
左岸に関しては、上のような ”堀割通り” だったところを辿れば、だいたい城壁跡散歩を完成することができるので、地図で確認さえしておけば、わりと簡単です!
【 フランス学士院 Institut de France 】 を正面に見ると、左側の建物の壁に、ここに城壁時代 ”ネールの塔” があったことの記念版を見ることができるので、建物を見上げてみてくださいね!
ネールの塔は、フランスの文豪たちの作品の中でも描写されているのですが、佐藤賢一氏の『カルチェ・ラタン(ドニ・クルパン回想録)』(1536年頃のパリが舞台)の中でも生き生きと描写されていました。
また、フランス学士院(アンスチチュ)の前は、ポン・デ・ザールですが、このあたりは対岸のルーヴル美術館側から見た夜景も非常に美しいところです。 夜景撮影の一押しスポットです。 (夜景写真は、 2012年10月・2006年12月撮影 のものです。)
- 施設の満足度
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5.0
クチコミ投稿日:2014/11/23
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