宰相リシュリュー、モリエール、ポンパドゥール夫人らの洗礼式、幼いルイ14世の初聖体 などが行われた Eglise Saint Eustache (1区)
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- 旅行時期:2014/10(約11年前)
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by wiz さん(非公開)
パリ クチコミ:82件
もともとこの地に、聖女アニェスに奉献された小さな礼拝堂が建ったのは1214年。 それから数年後に、この礼拝堂は ” 聖ウスタッシュ(ウスターシュ)Saint Eustache ” に捧げられることになったのだそうです。
聖ウスタッシュ(=聖ウスターシュ=聖エウスタキウス=よい実を結ぶ木)は、もともとローマ軍の将軍だったが、鹿の角の間に現れた十字架を見てキリスト教に改宗した、という聖人。
→ 聖ウスターシュの改宗を表現したヴェズレーの柱頭彫刻の写真を載せていますので、よろしければコチラで・・。 http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=27123275
現在の教会の礎石が置かれたのは1532年、完成したのは1世紀以上あとの1637年、とのこと。 配置や骨組はゴチック式、装飾はルネッサンス式。
宰相リシュリュー、モリエール、ポンパドゥール夫人らの洗礼式、幼いルイ14世の初聖体、ラ・フォンテーヌ、モリエール、ミラボーらの葬儀なども行われたという教会です。 19世紀にはベルリオーズとリストがここで彼らの作品の一部を演奏したこともあるそうです。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2014/11/12
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