ルイ13・14・15世時代に王宮礼拝堂 聖バルテルミー事件で有名なコリニー提督の像がある Eglise Reformee de l'Oratoire du Louvre (1区)
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- 旅行時期:2014/10(約11年前)
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by wiz さん(非公開)
パリ クチコミ:82件
ルーヴル美術館のすぐ北側に位置するオラトワール・デュ・ルーヴル教会。
この教会の後陣側(ルーヴル美術館側、リヴォリ通り側)には、”コリニー提督の像”があります。
コリニー提督 Gaspard de Coligny (宗教戦争期の新教徒軍指導者)は聖バルテルミーの大虐殺(1572年8月24日)の夜に殺され、この近くにあった自邸の窓から投出されたという人物。( ※ サン・ジェルマン・ロクセロワ教会 参照 )
16世紀には、この地には、ガブリエル・デストレの館が立っていたそうで、ある日この美しい愛妾を訪ねてきたアンリ4世は19歳の旧教同名員シャテルに襲われ、短刀で顔を切られ、男は翌々日グレーヴ広場(現市庁舎前広場)で四つ裂きの刑を受けたという事件もあったそうです。
1616年、ベリュル枢機卿により創設されたばかりのオラトリオ会がこの地に居を定め、ル・メルシエの設計により ” 礼拝堂 ” (1621~30)を建立させ、ルイ13世、ルイ14世、ルイ15世時代には 王宮礼拝堂 となったそうです。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2014/11/12
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