早い時間帯に掘り出し物、遅い時間はガラクタ市だけになる
- 3.0
- 旅行時期:2014/06(約12年前)
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by Boa Viagemさん(非公開)
ウィーン クチコミ:80件
土曜日限定。時間が余っている旅行者のみにしかお薦めできません。
Naschmarktナッシュマークトを抜けてどんどん歩いて来ると、Flohmarkt(フローマークト)蚤の市に辿り着きます。
高級な骨董市とは違い、あくまで平凡な蚤の市から泥棒市の類です。
掘り出し物を探すなら、午前中から。
Augarten、 Herend など磁器や銀食器、ボヘミアグラスなどを売る出店は、テントを張ったり、テーブルを用意して売っている常連店主です。
特にボヘミアグラスの切り子細工の良いものは値切って買えば、楽しくなります。
通常30~50%くらいまで値切れます。
午後、特に16~17時以降になると「アイン オイロ(1 Euro)!」、「フュンフツイック セント!(50 cent)」などと、呼び込み合戦で投げ売り状態になります。東欧や旧ユーゴ系の人々で、日々の暮らしでいらなくなったものを何でも構わず出品する泥棒市感覚の出展者ですので、売っている品もガラクタ市に見えてきます。
たまに彼らには価値がわからないのか、真黒になった銀食器とガラクタを一緒にしている場合があります。ちょと磨くとピカピカの銀の光沢になり、価値ある掘り出し物だったりします。目利きであることと見極めが大切。
やがて、巨大なオレンジの市清掃車が数台やってきて、ブルドーザー式に、地面に広げられた品々をなぎ倒し押しやっていきます。
ここまで来るとなんでもGratis無料です。(笑)
数十年前までは結構良い品々も掘り出し物もある露天市だったのですが、1989年のベルリンの壁崩壊、どんどんと東西ブロックの枠がはずれ、EU拡大(オーストリアは1995年に加盟)の波に乗って、東欧圏からどんどんと移民も増えて、蚤の市の場所取り登録者がどんどんと、オーストリア人から東欧圏、旧ユーゴ圏の人々に代わってきました。彼らが品物を押し込んで来る車やバンはそのあたりのナンバープレートもかなりあります。
U-Bahn(ウーバーン地下鉄)U1(ウーアインツ)線(赤) Karlsplatz駅、ダイレクトに行くにはU4(ウーフィア)線(緑)Kättenbrücke駅下車
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
クチコミ投稿日:2014/06/10
いいね!:4票
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