オーストリア航空のチケットを見せて、半額割引でチケットを買いました
- 4.5
- 旅行時期:2012/04(約14年前)
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by はちの父さん(男性)
ウィーン クチコミ:48件
分離派会館=セセショオンは1898年に建てられました。ドイツ圏のアールヌーボーであるユーゲントシュティールよりはるかに優美だが、フランスのアールヌーボーほど甘美でないといわれています。オットー・ワーグナーの弟子のオルブリッヒの建築の原点ともいえるものです。
開館の10時までまだ15分もあるので、建物の周りをめぐって写真を撮りました。「黄金のキャベツ」の愛称で呼ばれる金の王冠は、3000枚の月桂樹の葉と700個の木の実の組み合わせで作られています。その下には「時代にその芸術を、芸術にはその自由を」と刻まれています。
入り口には両サイドに、ヘルメスの樹と髪の毛がヘビに変わっている三人のメドゥーサが描かれ、この建物の神聖さを強調しています。その下の扉の両脇にある逆さトカゲは艶やかに見えるから不思議です。開館前なので、まだ扉はしっかり閉じているのが幸い、これはグスタフ・クリムトの弟、ゲオルグ・クリムトの作品です。外の壁面にある賢者の象徴、三匹の梟・・・。モザイク模様が特徴的の入り口左右に置かれた植木鉢は、小さなカメが支えていまする。建物のいたるところに動植物のモチーフが多く、これがユーゲントシュティールの特徴です。
朝10時の開門と同時に入場し、オーストリア航空のチケットを見せて半額割引でチケットを買いました。当初、交通とチケットの優待割引がセットになった観光客向けウィーンカードを買うつもりでいましたが、航空券での割引率のほうが大きいので止めました。ちなみにここは、8.5ユーロが4ユーロに割引き。
ベートーベンフリースは、2012年がクリムト年とあって普段なら頭上にあり、見あげる形なのだが、期間限定で足場が組まれ目の高さで鑑賞できました。一番乗りでゆっくり見られたが、狭いのであっという間に終わってしまいました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 施設の快適度:
- 4.0
クチコミ投稿日:2014/05/25
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