ライン川クルーズ Rhine River Cruise

船系

ライン下りの運行開始日に乗船　運行しないはずが突然運行開始

5.0
旅行時期：2013/04（約13年前）

by kirstiNorgeさん（非公開）

ケルンクチコミ：1件

1.乗船の目的
乗船日の夕方までにバーゼルに到着のため。
予定時刻表
KOBLENZ（9:00）→ライン川下り→ザンクトゴアーズハウゼン港（12:10着）→徒歩5分→ザンクトゴアーズハウゼン駅（12:24発）→リューデスハイム駅・フランクフルト駅.バーゼル駅

2.運行予定
KDライン社のサイトで3/29から4/25までの間毎日KOBLENZ発リューデスハイム行き9:00の便があることは確認済み。
前日、念のため宿泊したホテルのフロントでライン川下りのタイムテーブルを再確認。
フロントの説明に依れば、ライン川下りの運営会社のKDラインから各ホテルに5/1から運行が開始されるとの通知がなされているとのこと。その理由をフロントに問うと、寒くてお客が集まらないのではとのこと。
フロントは念のため明朝KDラインの切符売場に行って確認したらと言う。

3.乗船日当日
前夜いつでも出発できるように荷物をパッキング済み。
朝8:40頃ホテルから乗船場を見ると10人前後の人達がKDラインの切符売場に集まり、KDラインの船が着岸している。
切符売場に行き、切符を買いに来ている人たちに聞くと、この日はリューデスハイム行きの便だけが運行され、他の便はすべて運行中止になっているとのこと。
急いで、ホテルに戻りチェックアウトし、船に乗船したのは8:58。

4.乗船
受付の船員は「おはようございます。」と言う。英語で「どこで下りますか。」と聞くので、「セント....」と言うと通じない。BAHNの時刻表を指で指し示すと「ザンクトゴアーズハウゼン」だと教えてくれた。

5.料金
グローバルパスのホルダーなのでパスを提示するだけ。

6.荷物置き場
乗船後、スーツケースなどの大きな荷物は、船底の荷物置き場に置くよう指示される。
実際に荷物数を確認したら、乗船客数20人対して5-6個のスーツケースが置いてあった。

7.内部施設
船は3層構造　
最上階　テントの日差し除けのみ　喫煙可
一階　　船の先頭部　全体2/3　大きなガラス窓により前方左右が見える。
　　　　この先頭部分に乗船客がまず占拠する。船側出入り口付近には喫煙場所あり。
中二階　船の後尾　レストラン　乗船日には閉鎖
地階船底　荷物置き場とトイレ
エレベータ　地階船底へは階段か一階と間のエレベータあり

8.飲食のサービス
適宜、最上階、一階の乗客には船員が注文を取りに来る。　　　　　　　

9.説明放送
一階最上階にはスピーカーが設置され、港への着岸予定（ドイツ語のみ）、主要な城観光地等（数カ国で放送され、日本語が最後から二番目、中国語が最後）が放送される。
但し、船が併行する鉄道に貨物列車が走行する時、放送が聞き取り難い時がある。日本語の放送が最後の方なので日本語の説明が開始される時は既に有名な城が船の後方にあることがあった。

10.GOOGLEmapとの接続
持参したスマホはつなぎ放題指定キャリア、telekom.deとの接続を最上階乗船中は維持し続けた。スマホに現在地を認識させたところ、乗船から下船までの間、googlemap上に船の現在地、地名など表示した。このGOOGLEを活用すると、今どの辺りにいるのか、そろそろ下船の準備をしなければいけないのか、良くわかる。

11.季節による服装
乗船日は4/23　最上階では若干寒く、一時は小雨、このような季節にはジャンパー、ウインドブレーカーが必須。一階にいる限りは暖房完備に付き軽装可。

12.着岸しない港
未確認ではあるが、コブレンツの次の港には着岸しなかった。もしかすると、乗船客下船客がいない場合その港への着岸がない可能性がある。乗船時に船員からどこで下船するのか聞かれたのはそのためではないか

13.鉄道によるライン川下り
ケルン駅とコブレンツ駅間、ザンクトゴアーズハウゼン駅（12:24発）とリューデスハイム駅間列車進行方向右側にライン川見ながら船と併走する。但し、列車内に案内放送があるわけでもなし、木立に遮られてライン対岸が見えないし、列車の頭上にある城は全く見えない。観光にはライン川両岸を見ることができる船が最適。

14.KDライン社以外のライン川下り運行会社
KDラインでザンクトゴアーズハウゼンまで遡る時、複数のスイス国旗を付けた観光船と出すれ違う。バーゼルのライン川河岸には複数の大型観光船が係留してあった。このことから推定するとスイス領内ライン川発着の観光船があるらしい。