17世紀猛威を振るったペスト終息の祈念の塔(柱)。ペスト猛威は太陽活動低下も影響?
- 3.0
- 旅行時期:2012/05(約14年前)
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by お・い・らさん(非公開)
ウィーン クチコミ:21件
Pestsaeule(ペスト記念柱)またはDreifaltigkeitssaeule(三位一体像柱)と
呼ばれる塔(1679年落成)です(ペスト記念柱としての呼称が一般的)。
17世紀にウィーンで猛威を振るったペストの終息を願って制作させたもの
です(時の皇帝レオポルド一世の命によるものらしい)
記念柱は上から天・地・地獄を表わしているとされています。
また、三位一体とは柱の台座3面に宗教的テーマを定めたことによるもの
だそうです。
台座正面に『Glaube besiegt die Pest(信仰がペストを打ち負かす)』と
いう彫刻像(天使[信仰]が悪魔[ペスト]に勝利)、上部に神の前に冠を取っ
てひざまづくのが皇帝レオポルド一世と言われています。
この当時は科学的知識が無く祈り(信仰)しか無かったのでしょう。
ペスト猛威は中世の都市に衛生的なインフラが整備されていなかったこと
が主要因ですが、17世紀から18世紀に地球に寒冷化をもたらした「マウン
ダー極小期」と呼ぶ時期にも、太陽活動が著しく低下したことも誘因と言
われています。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 4.0
- グレーベンの中程。すぐ目に付きます。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 見る方はお金掛かりませんからね。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- ペスト記念注をわざわざ見る人は少ないです。撮るだけ?
- 展示内容:
- 3.0
- ペストの猛威が治まるようにとの祈念ですが、書かれている文面はチンプンカンプン。
クチコミ投稿日:2012/06/01
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