≪旧フォード工場の記憶≫は、かつて英国軍が日本軍に降伏した場所
- 4.0
- 旅行時期:2012/01(約14年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
シンガポール クチコミ:452件
≪旧フォード工場の記憶≫は、以前はフォードの自動車組み立て工場だった建物。1942年2月15日に英国軍が日本軍に降伏した場所で、今では博物館として公開されています。
●注:この博物館の英語での名称はMEMORIES AT OLD FORD FACTORY。中国語では≪旧福特車廠資鑑館≫と言います。
日本語では、≪旧フォード工場の記憶≫と紹介されていたり、≪昭南オールド・フォード・ファクトリ記念館≫だったりするので、混乱に要注意。
≪旧フォード工場の記憶≫敷地には、≪和平≫という字を象った像があったり、戦時中のパネル説明が多数出ています。飲み物の自販機あり。
チケットは、展示室がある建物ホールのカウンターで。内部は個人で見て回れます。
カウンターでは書籍なども販売されていましたが、他の戦争関連博物館と比べると品数は多くはありませんでした。
同じホールに展示されてあるテーブルで、1942年2月15日に英国軍が日本軍に降伏した際の調印がなされたのだそう。
工場だった場所と聞いて大きい展示室を想像して行きましたが、意外とこぢんまり。
小一時間もあれば見終わる規模。
展示室内部には、新しく造られた彫像や古い資料を組み合わせたディスプレイが並び、簡潔にまとめらていると思います。
写真などの記録はもちろんですが、当時発行されていた日本語による新聞・雑誌、日本語教育のためのポスターなどが異色の展示品。
それにプラスして、2階では第二次世界大戦当時の映像も大きな画面で映し出されます。放映される前にスタッフが誘導に来るので、ぜひ見に行きましょう。
所在地: 351 UPPER BUKIT TIMAH ROAD. UPPER BUKIT TIMAH ROADは、シンガポールを南北に通っている道の一つ。
≪旧フォード工場の記憶≫は道沿いにあり、看板が出ていてすぐに分かります。
周辺は林と住宅地。カフェなど、休憩できる場所は見かけませんでした。
私たちは行きは市街地からタクシーを使い、帰りはバス。
車道に出てすぐの場所にOPP THE HILLSIDEという名のバス停があり、67、75、170、171、173、178,184、961番のバスが通っています。
MRT駅はすぐ近くにはありません。下記の≪旧フォード工場の記憶≫のサイトに、MRT+バスでのアクセス方法が出ています。
≪旧フォード工場の記憶≫のサイト: http://www.s1942.org.sg/s1942/moff/ (英語版) 周辺地図や、展示の一部の画像あり。
オープン時間: 月~土曜日は9:00~17:30、日曜日は正午~17:30。
チケットは3シンガポール・ドル。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- 観光の所要時間:
- 1-2時間
- アクセス:
- 2.5
- 市街地からちょっと離れていて、割と新しく出来た博物館のため、タクシーの運転手さんも場所を知らない人がいます。
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 場所が遠くて周辺に何も無いのが難ですが、展示室の内容、2階で見る大画面の映像ともに見応えあり。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私たちが行った時には、来館者は全部で30人程度。落ち着いて見学できました。
- 展示内容:
- 4.0
- 簡潔で見やすい展示。
クチコミ投稿日:2012/03/26
いいね!:2票
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