ラッフルズ・ホテル内にあるロング・バー
- 4.5
- 旅行時期:2011/06(約15年前)
-
-
by SUR SHANGHAIさん(女性)
シンガポール クチコミ:452件
ラッフルズ・ホテル外のまぶしい熱帯の陽の光が嘘のように、重々しい色のインテリアであふれたロング・バー。
車がひっきりなしに通るノース・ブリッジ・ロードに面した2階にあるとは思えないほど、落ち着いた雰囲気です。
宿泊客でなくても、カジュアルな服装で利用できるので、ラッフルズ・ホテルでのお買い物などのついでに寄ってみるのも○。
昼にはお客さんが少ないので、程よく冷房が効いた中で静かに一休みできます。
天井から下げられた電動の団扇がゆっくりと動いているのものどかな感じ。
今もチョークで黒板に書かれたメニュー看板を横目に見て、ノース・ブリッジ・ロードに面した木の階段を上がると、落花生の殻があちこちに落ちています。
街角の清潔を重んじるシンガポールで、ロング・バーはおつまみの落花生の殻が散らかせるという唯一(?)の所としても有名。
バー内のテーブルの一つ一つには、枡のような入れ物に殻付き落花生が山盛り!
バー内の床も殻だらけ。
バーの止まり木に座るもよし、テーブル席に就くもよし。
バー奥のスペースに並ぶテーブルには≪予約済み≫のサインが出ていますが、ラッフルズ・ホテルに泊まっている方はルームキーを提示してみましょう。
私たちはキーを提示して、いい席がゲットできました。
このバーが発祥の地とされるシンガポール・スリングは、ジン・ベースのカクテルなんですが、グレナディン・シロップやチェリー・ブランディーなども入って甘口の鮮やかな赤色。
細長い専用のグラスに入って、マラスキー・チェリーやパイナップルで飾られている様子は、トロピカル・フルーツのジュースのよう。
お値段は20シンガポール・ドルくらいだったと思います。
写真はうっかり撮り忘れてしまってすみません。(−−〆) 画像検索するといいですよ。
名物のシンガポール・スリングなので、このロング・バーでは男の人もよく頼むのを見かけますが、ごつい人だとカラフルな可愛いグラスを持ったミスマッチな感じがほほえましくなります。
調合済みの小瓶入りシンガポール・スリングの素やシェーカー、専用グラスは、1階のギフト・ショップで売られています。お好きな方はお土産にどうぞ。
ロング・バーの看板をモチーフにしたキーホルダーなどもありました。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 5.0
- 地下鉄シティホール駅近くにあるラッフルズ・ホテル内で、宿泊者でない方にも便利な立地。
- コストパフォーマンス:
- 4.5
- 街並み眺望はありませんが、名物のシンガポール・スリングと重厚なインテリア、丁寧な応対+散らかし放題OKの落花生が十分に楽しめます。
- サービス:
- 4.5
- 老舗ホテル内のバーで、スタッフの応対態度はとてもいいと思います。
- 雰囲気:
- 4.5
- 熱帯の暑さを忘れさせてくれる、落ち着いた色調のインテリアです。
- 料理・味:
- 4.0
- 食べ物はスナックやタパス程度。シンガポール・スリングはこのバーの名物。20シンガポール・ドルくらい。
クチコミ投稿日:2011/06/24
いいね!:2票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する