オーディトリアム Auditorium de Radio France
劇場・ホール・ショー
3.21
施設情報
クチコミ(2件)
1~2件(全2件中)
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円形の形状で、どこからでもオーケストラが見やすく聞こえる
- 3.0
- 旅行時期:2023/05(約3年前)
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屹立するラジオ・フランスの新コンサートホール
- 5.0
- 旅行時期:2016/03(約10年前)
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2014年暮れから相次いでパリのコンサートホールがオープンした。そのひとつがラジオ・フランス(Radio France)の... 続きを読むホール オーディトリアム(Auditorium de Radio France)。このホールはラジオ・フランスの放送局建物内の限られたスペースに建てられた為か、円筒状の独特の形をしている。ただ、音響設計をエルプフィルハーモニー・ハンブルクと同じ日本の設計事務所がおこなっており、響きは素晴らしいホールであった。
そして、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団の本拠地でもあり、定期的にコンサートが開かれている。
放送局内のホールなので高級感はそれほどではないが、洒落たデザインである。そして、狭く円筒状の敷地をうまく対処したデザインである。廊下も通路も狭いのだが、そもそもキャパが1500席弱なので、問題ではない。オルガンも窮屈そうだが、コンパクトに縦にスッと伸びたラインが美しい。
しかし、ここまで垂直に円筒形のホールというのも珍しい、座席は切り立つ崖にへばりつくように配置され、中央の大きな反射板の高さ付近まで座席がある。空間の有効活用をしつくした感がある(笑)。こうなってくると、さぞかし音響設計は難儀したと思う。一方、垂直に客席が配置されているので、舞台はどの席からも近く、奏者がよく見えるので目には嬉しいホールである。
そして、音響はエルプフィルと似ており、響きすぎず適度で、自然な響きがする。奏者が近いせいか音はちょっと大きめに聞こえるが、繊細な旋律も聞き取れ、バランスのよさは絶品であると感じた。別日には舞台裏の最上席に座ったが、その席では更に豊かな響きがした。天井のすぐ近くで、オーケストラの真上の席でもあるにも関わらず、音はまったくうるさくない。そんな席でもキチンと響きを味わうことができるとは、と感心した。
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閉じる投稿日:2020/04/10
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