Acetaia Malpighi Acetaia Malpighi

添乗員さん付きのツアーで訪れました。
宿泊したボローニャからモデナの街へ移動する際に、途中で高速道路をおりるといった印象...  続きを読むの位置関係です。

建物に入ったとたんにツンと酢の香りが充満していました。
製造方法や歴史などは、ツアーに同行する日本語を話す現地ガイドさんが説明してくれたのですが、おそらくその方がモデナ在住だったので、バルサミコ屋さんの方も任せている感じがありました。フツウはバルサミコ屋さんがイタリア語なり、英語で説明してくれるのだと思います。

元は嫁入り道具のような位置づけで、女の子が生まれるとバルサミコ用の５種類の樽(桑・栗・樫・楢・桜)を買ってくる、とか、大きい樽から小さい樽に移していくので、この５種類の木の香りがそれぞれに付いてブレンドされていくので素晴らしい香りになるのだ、とか、そんな説明に「へ～～～！」でした。

白ぶどうの５年もの、赤・白ぶどうの６年もの、１２年もの、２５年ものをそれぞれスプーンに半分ぐらい試食しました。
熟成期間が長いと、びんを振らないと出ないくらい粘度が高く、ぽってりしたものになるんですね。ほ～

最後にお買いものタイムとなって、びんをよく見たら、６年ものはわが家にあるものでした。びっくり！　日本へも輸出していたとは！
一番安い白ぶどう５年ものが炭酸水で割って飲むと美味しそう♪だったので１本買っちゃいました。試飲って大事ですね。
お値段は100mlで10ユーロ。
ちなみに、わが家にあった６年ものは100mlで13ユーロでした。同じものが帰国時に利用したトリノ空港でも売っていたのですが、そちらは17.90ユーロ。もちろん日本で買うよりは安いのですが、今は円安だからなあ…。

バルサミコメーカーはいくつもあると思うのですが、日本へも輸出し、空港にも置いてあるとは、なかなかやり手のメーカーですね。  閉じる

投稿日:2023/09/04

モデナはエミリア・ロマーニャ州の中央部を貫通するエミリア街道に沿って古代から発達した町々の一つ。フェラーリの創始者エンツォ...  続きを読む・フェラーリの生家もある。
ドゥオーモとドッカーレ宮殿あたりが中心だが、その外れにメルカート（市場）がある。
パルミジャーノ・レッジャーノチーズの産地であり、かつあのバルサミコ酢も本物が手に入る！  閉じる

投稿日:2019/01/19

　ツアーに入っていた場所で、行くまでどんなところなのか、わかりませんでした。よくありがちな激安ﾂｱｰならではのお土産やさん...  続きを読むだったらどうしよう、、、。
　モデナ南ICの近くなので、モデナに行くついでに寄ってみては。

　葡萄からできるものと言えば、「ワイン」だと思いますが、「バルサミコ酢」も実は葡萄からできていたことを知りました（そういえば、お酢ってなにからできているんでしたっけ）。
　訪れた場所は、バルサミコ酢工場といっても生産工場ではなくお店です。
　最初に２階のバルサミコ酢の樽が眠る部屋を見学。バルサミコ酢の熟成のために、その部屋には空調がないので、もわっとします。ワインは樽を密閉させますが、バルサミコ酢の樽は、穴が開いていてそこに布がかけられています。そうすると蒸発して量が減ってくるので、小さい樽に移していくそうです。樽も古いので、隙間から酢が漏れているのもあります。漏れ出た酢がもったいないと感じる私。
　そのあと１階で、バルサミコ酢の話を聞きながら試飲ﾀｲﾑがあります。わかりやすい英語で説明してくれます。一滴ずつではありますが、何十年も寝かせたﾋﾞﾝﾃｰｼﾞの味を試せるのは、ﾗｯｷｰ。こちらの工場は、昔ながらの製法を守り作っている商品もあり、その辺のお店で売っているものとは、違うそうです。味の違いがわからないまでも、その濃厚さは、試す価値ありです。
　日本では料理で熱して使うことが多いですが、健康の一滴としてそのまま飲むことを勧められました。飲めます。
　帰りに、6年もの（12ﾕｰﾛ）をｶｰﾄﾞで購入。安心してください。強引な勧誘はなかったです。宝石のようなお値段の小さな瓶もあり、このお店の歴史を感じました。
　無料トイレあり。


追記：ツアー時間までに時間があるということで、COOP Gelsi で、貴重な買い物タイムをとりました（無料トイレあり）。フェラーリの本社の隣です。  閉じる

投稿日:2015/11/28