Acetaia Malpighi Acetaia Malpighi

専門店

現地で味わってみるとやっぱり違いますね

4.0
旅行時期：2023/06（約3年前）

by しるくんさん（非公開）

モデナクチコミ：5件

添乗員さん付きのツアーで訪れました。
宿泊したボローニャからモデナの街へ移動する際に、途中で高速道路をおりるといった印象の位置関係です。

建物に入ったとたんにツンと酢の香りが充満していました。
製造方法や歴史などは、ツアーに同行する日本語を話す現地ガイドさんが説明してくれたのですが、おそらくその方がモデナ在住だったので、バルサミコ屋さんの方も任せている感じがありました。フツウはバルサミコ屋さんがイタリア語なり、英語で説明してくれるのだと思います。

元は嫁入り道具のような位置づけで、女の子が生まれるとバルサミコ用の５種類の樽(桑・栗・樫・楢・桜)を買ってくる、とか、大きい樽から小さい樽に移していくので、この５種類の木の香りがそれぞれに付いてブレンドされていくので素晴らしい香りになるのだ、とか、そんな説明に「へ～～～！」でした。

白ぶどうの５年もの、赤・白ぶどうの６年もの、１２年もの、２５年ものをそれぞれスプーンに半分ぐらい試食しました。
熟成期間が長いと、びんを振らないと出ないくらい粘度が高く、ぽってりしたものになるんですね。ほ～

最後にお買いものタイムとなって、びんをよく見たら、６年ものはわが家にあるものでした。びっくり！　日本へも輸出していたとは！
一番安い白ぶどう５年ものが炭酸水で割って飲むと美味しそう♪だったので１本買っちゃいました。試飲って大事ですね。
お値段は100mlで10ユーロ。
ちなみに、わが家にあった６年ものは100mlで13ユーロでした。同じものが帰国時に利用したトリノ空港でも売っていたのですが、そちらは17.90ユーロ。もちろん日本で買うよりは安いのですが、今は円安だからなあ…。

バルサミコメーカーはいくつもあると思うのですが、日本へも輸出し、空港にも置いてあるとは、なかなかやり手のメーカーですね。