青島ドイツ監獄旧址博物館

ドイツが青島を占領していた時代（1897年から1914年）の監獄が博物館になっていました。丁度青島の天后宮から徒歩5分ほど...  続きを読むの場所にあり、中世ヨーロッパのお城を思わせるような円筒形で尖端を頂く塔が遠くからでも目立ちました。正面の扉が意図的にそうしているのか半分しか開いておらず、それがかえっておどろおどろしい監獄の雰囲気を伝えていました。館内には拷問部屋と思しき部屋が独房などがあって、想像以上に興味を掻き立てられました。  閉じる

投稿日:2021/09/17

青島の町歩きをしていた時にたまたま見つけた博物館。1900年に建てられ、ドイツが青島を占領した時期は主に非中国籍犯人を収容...  続きを読むする監獄だったそうです。建築面積は1416.33?、監房は22室。1935年、「仁」字監房と命名されました。1938年になると日本軍に占拠され、地下室に水牢が設置されました。日本が降伏し終戦を迎えると、日本人戦犯が収容されたそうです。

かなり見ごたえのある博物館です。歴史好きにはおススメ。ドイツ占領の歴史、監獄の歴史の紹介があります。古い写真の展示も結構あったと記憶しています。

建物自体がもと監獄なので、監房、監獄長の事務所、指紋ファイル室、地下の水牢などがそのまま残っています。特に地下の水牢は何とも言えぬ重い雰囲気が漂っていて、怖かったです。建物の外観が普通のドイツ風建築名だけに内部とのギャップがかなりあります。  閉じる

投稿日:2013/05/20