*グラスワインもおいしいと評判のビストロ*
パリのファミーユがみんな忙しいので、今回は2人で食事をすることに...
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ポルトガル、スペイン、エジプトと飛び回っていた私は長いこと満足する
ワインを口にしていない。
食事をどこでするか相談するときに、2人で言ったことは一緒。
「おいしいワインが飲みたいね~」
ということで、ビストロのスペシャリストのお姉様に速攻で電話。
すると、グラスワインもすごくおいしいという「ポール・ベール」
がいいと速攻で返事が返ってきた。
すぐに、ネットで電話番号を調べて電話する。
すでに深夜12時近く。
電話にでたギャルソンは多少不機嫌であったが、ちゃんと予約を受付
けてくれた。
20時に予約をし、メトロの8番線のFaidherbe-Chalignyで待ち合わせ。
駅から歩いて3分ほどのところにあり、アクセスも便利。
店内は、奥の方までテーブルがあり、奥に通された。
すでに多くの人がアペリティフをしていた。
アペリティフは、ビールとキールを注文。
パナシェが飲みたかったのだけれど、ないと言われてしまった。
大きな黒板に書かれたメニューとワインリストが運ばれてきた。
メニューは、34ユーロで(前菜+メイン+デザート)のフルメニューに
することに。
*(前菜+メイン、メイン+デザートのメニューもある)
前菜は、生カキやらテリーヌやら定番もありながら季節のものあった。
最終的に2人とも一緒の「アンダルシア風ガスパッチョ」を注文。
メインは、「リードボー」と「アニョのメダイヨン」にした。
リードボーは、+10ユーロだったけれど、一緒に行った友人が
食べたことがないというので挑戦してみることに。
前菜には、グラスでガスパッチョに合うものを頼むと、ラングドックの
シャルドネを持ってきた。
すっきりと辛口で、酸味も適度のものだった。
ガスパッチョも酸味があまり強くなく、ガーリックオイルがピリッと
していて、ワインとの相性は◎。
あまり体調が思わしくなかったわたしは、グラス1杯。友人は2杯飲んだ
ところで、メインに合わせて赤をボトルで注文しましょうということに。
私に選んでいいというので、とりあえずワインメニューをもらい、
見てみる。
知っている造り手はなく、どうしたらいいものかと思っていたら、
ぱっとボルドーのペサックレオニャンが目に入った。
値段も手頃だったので、これでどうかと尋ねる。
友人は濃いめの赤が好きなので、00年と05年があったので
どちらがいいかをギャルソンに尋ねると「強さなら05年を」
ということで、それに決定。
運ばれてきたワインを開けてもらい、グラスについでもらう。
「いい香り☆」
久しぶりに、好きな香りを嗅いだ気がした。
口に含んでみると、やさしい女性的な印象。
タンニンもあまりきつくはないけれど、個性的な感じ。
私のアニョとは、とてもよく合っておいしかった。
リードヴォーの方は、どうだっただろう。
聞くのを忘れてしまった。
味見でリードヴォーは食べたのだけれど、そのときにワインを
飲むのを忘れていた。
久しぶりのファミーユだったので、ついつい話に花が咲いてしまって。
気がついたら、同じ並びのテーブルは誰もいないという状況になっていた。
あわててデザートを頼むと、私のデザートはおそろしいほど
大きなドーナッツ型の「ババ・オ・ラム」がでてきた。
しかも、中心にはすご~く山盛りの生クリームが☆
更に、すでにラム酒がたっぷりかけられている様子なのに
ボトルがその横に置かれた。
「お好みで更におかけください」
ということらしい。
あたしには、すでにかかっているものだけで十分。
全部食べきれる訳もなく、4分の3を友人に食べてもらうことに。
しかし、驚きのデザートだった。
十分すぎるデザートだったので、カフェは頼まずに終了。
料理もおいしいし、ワインも◎。
値段と料理のバランスは☆☆☆。
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投稿日:2010/03/26