パリのオデオンからすぐのところに、
こじんまりとしたレストラン【レピグラム】はある。
友人に紹介してもらい前日に予...
続きを読む約をとった。
日本からいらっしゃる女性2人をお連れするので、
どうしても確実においしいところへと思い、
食通の友人に紹介してもらったのだった。
お店へ向かうと感じのよいムッシューに迎えてもらい、入り口近くの
三人用の予約席へ。
店内は、リフォームしたばかりなのか壁も塗り立てのように綺麗。
白とクリーム色を基調とした明るい印象で、テーブルや椅子なども
木目調で清潔感がある。
ランチマットもダークブラウンのバンブーテイスト。
メニューは30ユーロで【前菜+メイン+デザート】。
それぞれが6~8種あり、バリエーションも豊富。
昨日はこんなかんじ。
【前菜】
・アボカドとエビのカクテル
・アンチョビと小さな野菜のサラダ風
・ウサギのパテとドライフルーツ
・フォラグラの半焼(+4ユーロ)
他
【メイン】
カジ・ドゥ・ヴォーと季節の野菜(子牛)
マグレ・ドゥ・カナル(鴨)
コート・ドゥ・コーション(子豚のバラ)
他 肉2品と魚1品
【デザート】
ピーチとネクタリンのコンポート スープ仕立て
チョコレートケーキ
アプリコットのアマンディーヌ
ヤギのチーズ
他
以上の中から1品ずつ選ぶ。
私は、アンチョビと小さな野菜のサラダを前菜に、
メインにカジ・ドゥ・ヴォー(子牛)を、
デザートは、チョコレートにすることに。
前菜は、しっかりとしたアンチョビ味の白いソースのようなものが
トーストに塗られていて、その上に小さく切られた野菜がのった
サラダ。
少し、トーストの上のソースの塩気が強くきつい感じがしたが、
上のサラダと一緒に食べるとちょうどいいかんじ。
しっかりと、ドレッシングもかけられていたので、やっぱり
少ししょっぱかったかな。
メインの子牛は、微妙に私の好みよりは固かったけれど、それでも十分
おいしくいただけた。
しっかりとソースも取ってあったし、うまみもあった。
ただ、やっぱり塩気が強い気がした。
ガルニチュール(付け合わせの野菜)は、火を通しすぎた感じがした。
デザートは、チョコレートケーキ。
スポンジとムースの層になったケーキのスライスの上に、塩がさらっと
ふってあり、まわりには蜂蜜がソースとしてひかれていた。
コンビネーションとしては、悪くない一品。
しかし、季節柄アイスクリーム(バニラかハチミツかチョコか塩キャラメルか)
があれば尚良かった一品。
おそらく、前菜とメインの塩気が濃かったので口の中がさっぱりと冷たい
ものを求めたのかもしれない。
そうそう、ワインの話をしなくては。
本日は、お連れしたお二人がワインがあまり強くないということで、
グラスワインを注文することに。
あまり辛口ではないすっきりとしたフルーティな白がいいとのことで、
お店のムッシューと相談し、pay d'OCの2006年にした。
しっかりと冷えていて、アロマもいい、そしてきりっとしたやや辛口の
白でお二人に満足してもらえた。
本当なら、メインで赤を注文できればよかったのだけれど、お二人が
もう十分というのでやめ。
ワインリストは、フランスワインを各地方バランスよく揃えている印象
があった。
全体的な意見としては、メニューのラインはわりとシンプル。
でも、一皿として出てくるときのドレッサージュは綺麗◎。
味もしっかりしていていい。
ドレッシングやソースがしっかりとしている印象。
ただ、少し私には塩気が強かった。
お店の雰囲気もトータルで◎。
ワインも頼んだグラスがよかった。
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投稿日:2010/03/26