ル ブリアー Le Beaulieu
フレンチ
3.22
施設情報
クチコミ(4件)
1~4件(全4件中)
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アソークの残念なフレンチ・レストラン。
- 2.5
- 旅行時期:2011/11(約14年前)
- 0
駅からル・ボリューまでは徒歩で5、6分といったところだろうか。
レストランは長期滞在型ホテルのような外観の建物の1階に入... 続きを読むっている。
南西の二面が窓になっているせいか、レストラン内はとても明るい。
客はまだ、我々だけのようだった。
ランチはビジネス・ランチ590baht、エグゼクティブ・ランチ890bahtの2種類で、悩んだ挙句、エグゼクティブ・ランチにした。
前菜、メイン、いずれもプリフィックスである。
我々はよほどの高級店でないかぎり、シェアして食べることを信条としているので、前菜にエビのクロケット・ブルーブランソースとブイヤベース・ガーリックトーストとルイユ添えを、メインにタルタルステーキ、リングイネ・蟹のサフランソース仕立て、デセールにサヴァラン、チョコムースのシャルロッテを頼んだ。
そして、ワインは相方がブルゴーニュのシャブリ、僕はローヌの赤を注文した。
ほどなくして、出てきたパンは焼き立てでなかなか美味しかった。
皮目が香ばしく、中はほどよくしっとりしている。
これは期待が持てそうだ。
ローヌの赤をひと口、すすりこんでみる。悪くはない。
しかし、ワインはグラスで700bahtを軽く超え、日本と変わらないか、それ以上。
日本ではこの価格帯ならもう少しクオリティのよいワインがいただける。
そう考えると、こんなものかな、とも思う。
お得感を期待するのなら、タイではワインはのまないほうがいい。
(わかっていても、ワインを飲みたくなってしまうんですけどね)。
前菜が運ばれてくる。
僕の前にエビのクロケット・ブルーブランソース、相方にはブイヤベース・ガーリックトーストとルイユ添えが置かれる。
エビのクロケットはよくあるような、ベシャメル・ソースの中にエビを入れたようなものではなく(つまりカニクリームコロッケのようなものとも違って)、スープ・ド・ポワソン(ブイヤべースのスープ)に濃度を加え、クロケットに仕立てている。
クロケットを半分に切り、半分をそのまま、半分はブルーブランソースを付けて食べてみた。
クロケットの中のエビとサフランの風味が鼻に抜ける。
衣の香ばしさも手伝って、まずまずの出来だ。
相方のブイヤベースをシェアしてもらい、ひと口飲んでみた。
エビのうま味は確かに感じられるが、少しトマトが強く前に出ている。
魚はスズキが使われていた。
ここまで読んでいただければおわかりの通り、このふた皿にはブイヤベースのスープが使われている。
プリフィックスのメニューで、こうした構成は普通はあり得ないし、またあってはならない。
二つの料理のベースには、どうみても同じスープ・ド・ポワソンが使われている。
お店側からすれば材料費の節約のつもりだろうが、客側からすればあってはならない手抜きである。
シェフはきっとそんなことはたいしたことではないと思っているのだろう。
しかし、そうではない。
ある客が、トマトを使った料理が苦手だから、クロケットを頼んだのに、トマトを使ってあるスープ・ド・ポアソンが中に入っているとしたらどう思うだろう?
もうひとつ、驚くべきことがあとで判明する。
メインが出てくる。
牛のタルタルステーキ、と蒸したスズキのラタトゥーユ・ソースが運ばれてくる。
さっそくナイフを入れた。
タルタルステーキはよく叩いてあり、ねっとりとした舌触りはよいが、もう少しうま味がほしい。
蒸したスズキのラタトゥーユ・ソース。これについては相方も僕もまったく気づかず、またトマト・ベースだね、などと言って食べ始めた。
注文したのはリングイネ・蟹のサフランソース仕立てである。
まったく間抜けな話だが、どこにリングイネ(パスタ)が使ってあるのだろう、そんなことを考えながら食べ続けた。
蒸したスズキのラタトゥーユ・ソースはビジネス・ランチ590bahtのメニューで、エグゼクティブ・ランチ890bahtのメニューにはない。
フロアスタッフの女性は3人で、かろうじて英語ができる女性は1人にすぎない。あとの2名はまったく話せず、ワン、ツー、スリーもおぼつかない感じだった。
これでオーダーと違うものが出された、と抗議すればおおごとになる。
いまの気分を台無しにしたくなかった。だから、僕はこの事実を黙って飲み込んだ。
デセールのサヴァラン、チョコムースのシャルロッテをきれいに平らげ、チェックをお願いした。
4,000bahtを軽く超えている。
サービス料と外税が付いていた。
日本円に換算して、10,000円超といったところだろう。
この料理、構成、サービスのレベルで判断するなら、CPはかなり悪いといってよいだろう。
東京のフレンチのほうが、よほどCPはよい。
シェフのHervé Frerard氏はフランス人であるようだ。
フランスの三ツ星レストランでも、修業したことがあるという。
日本人は「フランスの三ツ星レストランで修業」に弱い。
日本の有名フレンチのシェフの多くが、箔をつけるために「三ツ星修業」を肩書きにしているが、どのクラスまで上り詰めたのかが実は重要なのだ。
いわゆる総料理長(シェフ・ド・キュイジーヌ)なら文句なくすごいが、それに次ぐスー・シェフでも、大変な実力の持ち主だといえる。
だが、多くの料理人は日本料理店でいう追いまわしにあたるコミと呼ばれる下働き止まりで、三ツ星レストランで修業を看板にするケースがほとんどなのである。
コミでさえ、2、3年の就業期間を要するのだから、20代で三ツ星修業を肩書きにしているようなら、はなはだ怪しいといえるだろう。
シェフのHervé Frerard氏がきちんと三ツ星レストランで、修業をされたのなら、もう少し細部に目配せのある、繊細な気配りがあってもよさそうなのだが…。
少し厳しすぎるといわれるかもしれないが、これでもずいぶん手加減しているつもりだ。
食べることは主観が支配する世界である。僕が絶対であるはずがない。
だが、サービスや価格については、ある程度客観的な批評が可能だと考えている。
参考になればと思う。
閉じる投稿日:2011/11/17
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Le Beaulieu
- 5.0
- 旅行時期:2010/09(約15年前)
- 1
2012年 アソークの店を閉店して、プルンチットのプラザアテネに移転しました。
⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒... 続きを読む*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*⌒*
アソーク駅から5分ほど奥の住宅街のサービスアパートメントの1階という目立たない場所にありながら、Tripadvisorで欧米人が選ぶバンコクのレストランに常に1~2位に入るフレンチレストランです。
評判通りにおいしい店でした。
月曜~金曜はビジネス・ランチを設定していて525B(+サービスチャージ)。他店と比べるとなかなかいいお値段ですが、ディナーのアラカルトよりは断然お得。そして内容から見れば納得のいくコースでした。
ゆっくりとサーブされてコースが終了するまで2時間。いい時間を過ごしたと思える店です。
(ディナーのアラカルトは1品1000B~2500B)
Le Beaulieu
50 soi 19 Sukumvit rd. Bangkok 10110
Tel: 02 204 2004 ( restaurant )
Tel: 02 204 2003 ( office )
http://www.le-beaulieu.com/ 閉じる投稿日:2010/09/16
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ル・ボリュー:495Bでフランス料理
- 4.0
- 旅行時期:2009/12(約16年前)
- 0
オーナー・シェフはミシュラン・レストランで修行した本格派らしい。
ビジネスランチは、前菜3種+メイン3種+デザート3種
... 続きを読む
3人なので、前菜とメインは3種をバラした。セットにコーヒーもついている。
そんなに量があったと思わなかったが、お腹がものすごく苦しい。
高級店だと聞いていたが、かしこばった雰囲気もなくリラックスできた。美味しいのか否かは、何分経験不足なので、正直よくわからなかった。
495Bでフランス料理を食べれたので、とりあえず満足。
詳しくは旅行記参照
●6度目のThai 7日目
http://4travel.jp/traveler/r241/album/10425099/ 閉じる投稿日:2010/03/06
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タイの瀟洒なフレンチレストラン
- 4.0
- 旅行時期:2009/08(約16年前)
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綺麗なホテルの1Fにあり、入り口もここがタイとは思えないほど地中海風。
内装も爽やかなブルーの壁が、コートダジュールを思... 続きを読むい出させてくれます...
と言いたいところですが、実際には
ほとんどのコートダジュールのレストランはこんなお洒落じゃないです(笑)
ランチメニューは、495バーツ(約1,500円)のビジネスランチ(月~金のみ)と、
795バーツ(約2,400円)のエグゼクティブランチセット。
せっかくなので後者にしてみます。
プリフィクスでアントレ+プラ+デセール。
ブイヤベースのスープ、サーモンのグリルとチョコレートムースの組み合わせでしたが、
どの料理もきっちり作られており満足できるものでした。
サービススタッフも物腰柔らかく、デザートを別のコースのものと変えてもらうのもスムーズ。
客層はそれこそエグゼクティブ(笑)な西洋人が多く、落ち着いた雰囲気で、タイであることを忘れるほどでした。 閉じる投稿日:2012/04/22
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