2018年ドイツの春:フランケン地方・オーバープファルツ地方の旅
2018年5月10日(木)~5月24日(木)15日間
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5月20日(日): 晴後曇り、 22℃、 83km
<Ansbachアンスバッハ>
14:10~16:30
http://www3.ansbach.eu/
“バロック都市の宝石”と謳われる町は二度目の訪問である。人口4万人の小都市はバッハ音楽祭りとロココ演劇の町としても、知られている。2018年の「Rokoko Festspieleロココ演劇祭り」は6月29日~7月3日に開かれる。
ホーエンツォレルン家の城下町で、かつてのMarkgraefliche Residenzブランデンブルク・アンスバッハ辺境伯の宮殿がある。
レジデンツ前の通りに駐車場が空いていたので、ありがたいことに無料で駐車できた。
2009年の旧市街観光では、1981年作のKaspar Hauserカスパー・ハウザー像、Herrider Torヘリーデナー塔(Glockenspiel鐘)、Rathaus市庁舎、バロック様式のSt.Gumbertus聖グンベルトゥス教会、Orangerie im Hofgarten王宮庭園のオランジェリーなどを見た。
今回は前回見学出来なかった辺境伯の宮殿が最初だ。外観が改修済みの宮殿を見学後、少し旧市街を歩いた。前回訪問時よりも、町全体がきれいになった感じがした。
≪Markgraefliche Schloss・Residenz辺境伯の宮殿≫
D-91522 Ansbach 、Promenade 27
14:10~16:00 入場券シニアEuro7(938円)+絵葉書5枚Euro3.5(737円)
ガイド付き見学は14時が少し前に出たので、実際のガイドは15時からの1時間になった。その間、時間つぶしながら、Gotische Halleゴシック・ホールで立派なレジデンツの陶磁器作品を見た。宮殿内は残念ながら撮影は不可となっていた。
また、宮殿の40%を改装中との事であった。それでも見るべきところは多い。
ブランデンブルク・アンスバッハ辺境伯のレジデンツ(宮殿)は中世の館を拡張したものである。1400年頃、交差ヴォールト構造を持つゴシック・ホールが造られた。
1705年から1730年の増改築により、現在の状態となった。内装は、1734年から1745年に、建築家レオポルド・レッティによって整えられた。保存状態は、最後のブランデンブルク・アンスバッハ辺境伯の辞任により、プロイセンに明け渡された時のままである。
この城館には、それ以後領主が住むことはなく、居住者による近代化の要請に応えることがなかったためである。
現在、ここにはSpiegelkabinett鏡の間、そしてFliesensaalタイルの間、Audienzzimmer謁見の間、Festsaal祝典の間、その他に二十を超す豪華なロココ様式の部屋、陶磁器博物館がある。中でも一見の価値があるものは「Festsaal祝典の間」のカルロ・カルローネによる天井のフレスコ画、ロココの絵画Galerieギャラリー、旧辺境伯ギャラリーの絵画、鏡の間のマイセン磁器コレクションであり、アンスバッハのかつての工房で製作されたFayencen und Porzellaneファイアンス焼きやその他の陶磁器の膨大なコレクションなどだろう。
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投稿日:2018/12/04