ドイツ　フランクフルト周辺での大晦日

回答日：2025-11-24

平井 さん

フランクフルトもマインツも年越しに花火が上がります。ただ、日本の夏祭りのように自治体が一括で打ち上げるスタイルではなく、ドイツでは個人が自由に花火を打ち上げるスタイルです。フランクフルトは大都市なので、花火の数も多く、街全体で打ち上げられます。特に高層ビル群の夜景と花火の組み合わせが迫力満点です。マインツの花火はフランクフルトと比べるとやや控えめで、落ち着いて花火を楽しめます。

フランクフルトで花火を見るのであれば、マイン川沿いで北岸のUntermainkaiの遊歩道や南岸の博物館通り沿いのMuseumsufer、Alte Eisenbahnbrücke(旧鉄道橋)あたりがおすすめです。レーマー広場では、ライブ音楽や屋台も出てお祭り感が強いです。花火は広場からも見えますが、建物に囲まれているため視界はやや限定的になります。混雑を避けたいのであれば、高層ホテルやバーの屋上を予約するのも手です。マインツの花火は、ライン川沿いの複数地点から打ち上げられます。街全体が川に面しているので観覧はしやすいです。

フランクフルト中央駅周辺は、薬物使用者やホームレスが多く、特に夜間は注意が必要です。観光地やホテル街は比較的安全ですが、駅前の裏通りは避けるのが無難です。マインツ・ハイデルベルク・ケルン・ストラスブール・コルマールは観光地として比較的安全です。ただ、夜のケルンの駅周辺は若干注意が必要です。各地のクリスマスマーケットは混雑するのでスリには注意してください。

日程に関して、ローテンブルクは「ロマンチック街道」の代表的な街ですが、ハイデルベルクからの電車だと乗り換えが多く時間がかかります。特に冬は日照時間が短いので、今回の旅程ではローテンブルク追加は現実的に難しいです。
ストラスブールとコルマールの両方に行くなら「昼ストラスブール＋夜コルマール」が現実的です。ただし時間が限られるので、どちらか一方に絞る方が満足度は高いです。年越し花火は、マインツを想定しています。

27日 フランクフルト到着、時間があれば午後市内観光、フランクフルト泊
28日 午前：ICEでケルンへ(約1時間)、午後：ケルン観光、フランクフルト泊
29日 午前：ストラスブールへ移動(約2時間半)、午後：ストラスブール観光、夜：コルマールへ移動(約30分)、ストラスブール or コルマール泊
30日 午前：ハイデルベルクへ移動(約3時間)、午後：ハイデルベルク観光、ハイデルベルク泊
31日 午前：マインツへ移動(約1時間半)、午後：マインツ観光、夜：ライン川沿いで花火観覧、マインツ泊
1日 フランクフルトへ移動(約30分)、帰国便に合わせてフランクフルトで調整

回答日：2025-11-24

ミュンヘンとコペンハーゲンで大晦日を過ごした事がありますが、花火はあちこちの広場や公園で近くの住民や職場のグループが打ち上げている感じで、日本のような「花火大会」とは全く別物でした。10年以上前ですが、ミュンヘンでは中央駅構内の警察（日本の交番のような感じ）で、ポリスが制服で花火を打ち上げてました。欧州のいわゆる中央駅付近は、多種多様な人たちが集まるので、「治安が悪い」と言われますが、フランクフルト中央駅前にも高級ホテルがあるのでそこに泊まれば安全でしょう。ただ、フランクフルトは決して観光都市ではないので、マインツに宿泊してはどうでしょうか。