ミュンヘン オクトーバーフェスト 週末のテントへの入場について

回答日：2025-09-23

yuki さん

お礼のコメントありがとうございます。

> オープン入場で有名テント、ホテル休憩後、ダメもとで夜〜深夜に他のテントへも行ってみようと思います。

いきなり混雑している夜に行くと、人の多さと熱気で圧倒されてしまうので、まずは比較的空いている昼間の時間帯に訪問して、テントに入る練習(？)をしておくのは良いと思います。

> オールド・オクトーバーフェストエリアについて、凄く勉強になりました。こちらのエリアにも行きたいと思っていたので、無料になる前に行ってみます。

こちらは、名前の如く昔ながらのビール祭りを再現したノスタルジックな空間です。メイン会場の派手さと騒がしさとは一味違い、木樽ビール、民族衣装、伝統音楽、ダンスなど落ち着いた雰囲気が楽しめます。Festzelt Tradition(フェストツェルト・トラディツィオン)は、昔ながらのオクトーバーフェストが体感できる代表格です。ビールも1リットルだけでなく0.5リットル提供があるテントもあるのがポイントです。

オクトーバーフェストについてもう少し詳しく説明すると、会場は14の大型テントと約20の小型テントで構成されています。大型テントの顔触れは恐らく来年も変わることはないと思いますが、小型テントの方は毎年1〜2軒は入れ替わる可能性があります。以下の情報は、すべて今年の内容に基づいていますので、来年は多少の変更がある可能性もあるのでご注意ください。

ミュンヘンにAugustiner(アウグスティナー)、Paulaner(パウラーナー)、Hofbräu(ホフブロイ)、Löwenbräu(レーベンブロイ)、Spaten(シュパーテン)、Hacker-Pschorr(ハッカー・プショール)の6大醸造所があります。各テントはこの6大醸造所のいずれかと契約し、その醸造所のビールのみを提供します。特にAugustiner(アウグスティナー)とHofbräu(ホフブロイ)は、他の大型テントにライセンスを出しておらず、自社管理のテントでのみ提供されるため、これらのテントは終日混雑しやすい傾向があります。特にHofbräu(ホフブロイ)は、他の小型テントにも提供していないので、ここでしか味わえない希少性があります。

大型テントで比較的空いていると思われるのは、Schottenhamel(ショッテンハーメル)、Löwenbräu(レーベンブロイ)、Fischer-Vroni(フィッシャー・フローニ)です。Schottenhamelは、初日の開幕式が行われるテントですが、それ以外は時間帯によっては空いています。Löwenbräuも時間帯によっては空いています。Fischer-Vroniは、魚料理専門テントで、ビールより食事目当ての人も多く比較的狙い目なテントです。小型テントでは、ジビエ料理が有名なWildstuben(ヴィルトシュトゥーベン)、焼きソーセージ専門のZur Bratwurst(ツア・ブラートヴルスト)は、メイン通りからも少し離れていて、比較的空いている可能性があります。また、Zur Bratwurstは、人気のAugustinerを200リットルの木樽から注ぐスタイルを売りにしている貴重なお店です。木樽から注がれるビールは、酸化が少なく、まろやかな口当たりが特徴です。

回答日：2025-09-23

yuki さん

1. 人のピークは夕方から夜にかけてです。人気テントは21時以降も混雑が続き、入場制限がかかったままの可能性が高いです。特に土曜・日曜の夜は地元客と観光客でピークに達します。オープン直後から夕方の時間帯は比較的空いているため、特に大型の人気テントに行きたい場合はその時間帯を狙うのがおすすめです。ただし、人気テントは平日昼間でも9割ほど埋まっていることが多いです。

2. 大型テントのラストオーダーは22:30、小型テントは23:00です。閉店時間は平日が23:30、土日祝は24:00です。ラストオーダー後は入場自体を断られることもあり、特に人気テントは早めに締める傾向があります。ただし、Käfer Wiesn-SchänkeとKufflers Weinzeltは0:30ラストオーダーで1:00閉店のため、遅い時間に訪れるならこの例外テントを狙うのが良いでしょう。席が空いているかどうかは運次第ですが。
https://www.oktoberfest.de/en/information/oktoberfest-opening-times/opening-hours-munich-oktoberfest

3. 席の予約ができるのは、8〜10名以上のグループのみになります。席予約が付いているツアーも、午前か午後集合のツアーがほとんどだと思います。
https://www.getyourguide.jp/oktoberfest-l3571/
https://www.viator.com/ja-JP/searchResults/all?text=%E3%82%AA%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%83%88

4. 日程の融通が可能なら、週末ではなく平日に訪問する方がまだ余裕があります。有名な大型テントだけでなく、少し離れた場所にある小型テントを狙うのもおすすめです。どのテントにも予約席以外に自由席が設けられていますが、時間帯によっては予約席として使われることもあります。テントに入場制限がかかっていなければ、とりあえず中に入り、空いている席を探してみましょう。平日の昼間以外ではテーブルが丸々空いていることは少なく、相席になるため、自分で席を探して交渉する必要があります。基本的にはスタッフが席を案内してくれることはありません。

また、会場の一角にはオールド・オクトーバーフェスト(Oide Wiesn)があります。地図上では左上の黄色のエリアです。このエリアは、4ユーロの有料になりますが、メイン会場より比較的空いている傾向があります。ただ、21時以降は無料になるので、無料になる前に入るようにした方が良いでしょう。
https://www.muenchen.de/en/events/oktoberfest/oide-wiesn-historic-oktoberfest

提供されるビールは1リットルサイズのジョッキのみで、小さいサイズは原則として提供されません。各テントはミュンヘンの大手醸造所と契約しており、その醸造所のビールのみを提供しています。オクトーバーフェストで提供される「Wiesn-Bier(オクトーバーフェストビア)」は、通常のラガーよりもややアルコール度数が高め(約5.8〜6.3%)に造られています。
何軒もはしごをするのは難しいので、昼間の時間帯に有名テントを訪問して、その後ホテルで一旦休憩してから夕方から夜に掛けて、再度訪問するのが良いでしょう。そのためにもホテルは会場近くを確保した方が便利です。ただ、期間中のホテルはどこも高騰し、会場近くのホテルはすぐに満室になるので、日程が決まったら早め予約をおすすめします。