確実な免税方法

回答日：2014-03-01

免税手続（空港税関で書類にスタンプをもらう作業）は、本来の規定では、「最後にEUを出る空港の税関で行うのが基本です。ただし、日本への直行便のない都市から帰国される場合は、乗り継ぎ空港で、乗り継ぎの時間内に税関へ行かなくてはなりません。

例えば、ルフトハンザで、ドイツ・イギリス・フランス・イタリアと周遊し、フィレンツェ→（フランクフルトで同日乗継）→日本、という場合は、フランクフルトの乗り継ぎ時に、出国手続き前後にある税関にて、EU諸国内で購入した、すべての対象商品と書類を提出してスタンプを受けるという作業が必要となります。

しかし、乗り継ぎの際に商品を見せるということは、すなわちすべて手荷物にする必要があり、現実的には乗り継ぎ時間の兼ね合いからもかなり面倒です。

そこで、ほとんどの空港では、「スーツケースに預ける商品に限り」出発空港（この例の場合はフィレンツェ）にて税関のスタンプをもらうことができます。流れは、チェックインカウンターにて、EU圏外が最終目的地となっているクレームタグをつけてもらい、その状態で税関カウンターへ。手続きが終わったら荷物をチェックインカウンターで預けなおすことが通常です。ただし、フィレンツェなど、EU県外へのフライトの少ない空港では、税関の営業時間が限られており、時間帯によっては手続きが不可能な場合が多いです。

さて、ご質問のケースですが、上記の例のようになります。フィレンツェは日本への直行便がありませんので、EU域内の主要都市にて日本へのフライトに乗り継がれると思いますが、そこでの乗り継ぎ時間にかなりの余裕があれば手荷物にされてそちらで、もし余裕がなければフィレンツェでスーツケースに入れてという段取りになりますね。

あと、払い戻しの件ですが、商品を購入した「国」の違いではなく、「手続きを代行している会社」の違いではないでしょか？おそらく伝票の様式が違っていたと思いますが・・・。
または、書類を投函したあとの郵便事情とか・・・。カード番号の不備など・・・。いろいろ考えられます。私は、半年以上たってから還付を受けたこともありますが・・・。
どうしても・・・忘れないうちに・・・ということであれば、現金での払い戻しがよいのでは。ただし、商品をどこに入れていようが、払い戻しはEU域内を出てからになります。大手の払い戻し代行会社であれば、主要空港の乗り継ぎエリア内（EU出国後）、または日本の空港の到着ロビーに払い戻しカウンターがあります。ユーロであれば現金が手元に残っても無駄にはなりませんので、現金で払い戻しをされれば確実ですね。

回答日：2014-02-25

フィレンツェから日本に帰国されるのであればどこかのハブ空港を経由して帰られる訳ですよね？ということは原則的には出国するEU圏内の最終国で免税の手続きをする必要があります。例えばフィレンツェ→アムステルダム経由で日本に帰国するのであれば原則的にはアムステルダムで免税手続きです。というのはフィレンツェから移動した先で遊ぶんじゃないの？って思われるかららしいです。
交渉次第ではフィレンツェでもできるようです(係員によるのかもしれません、確実にトランジットするという確証が得られる場合＝航空券の乗り換えの時間によってはフィレンツェでも手続きができるようです)。

戻ってこなかった理由としてはローマの免税分は戻ってきたことも考えると、税関の手続きは問題なかったようですね。ということは書類の不備かポストに入れたはずの書類が届かなかったのか(イタリアの郵便事情は？？らしいので)…
免税代行会社をGrobal BlueやInnnovaにした場合は成田・関西空港で円建てですぐに還付が受けれるようですので、払い戻しができるのかどうかやきもきしなくても良いかもしれません。輸出証明印を押しているのであれば書類に不備がなければその場で確実に払い戻しができると思います。
書類の不備は購入したお店の記載不備であることが多いようなので、書類をもらう時に必ず名前やらパスポート番号等を確認してくださいね。昨年、フィレンツェに旅行した際にBottega?で免税の書類を受け取った際に、いままでお金が戻ってこなかったことはないので、適当に「問題なしー」と言って戻すと、店員さんに「ちゃんと確認しないとまたフィレンツェに戻ってくる資金がなくなりまっせー(英語)」と諭されました…
書類の不備に関しては、購入したお店でしか訂正はできません。にしてもパリ→ミラノ→フィレンツェなんて羨ましいです。くれぐれも税関で輸出免税印を押してもらえなかったというギリギリの日程になりませぬよう。楽しいご旅行になりますことをお祈りしています。

【参考URL】http://www.narita-airport.jp/jp/guide/service/list/svc_16.html

回答日：2014-02-25

13さん、こんにちは

フィレンツェから直接日本へおもどりならフィレンツェの空港での免税手続きで大丈夫です。

私も１度フィレンツェの空港で免税手続きをした事があります。

小さな空港なので手続きもゆるいです。

ロンドンの免税のお金が返ってこなかったとの事ですが、間違いなく、その会社のポストに投かんされましたか？

他社のポストだと返ってこない、と聞いた事があります。

会社によってはEU内の普通の郵便ポストから投函しないといけないものもあり、わからなかったので、日本に持って帰って、郵便局かえあエアメールで送りました。

１００円くらいでしたよ。

何ヶ月後かに微々たる金額ですが、カードに戻っていました。

回答日：2014-02-25

おはようございます。

ＥＵの各国が商品購入時に課税する付加価値税について、その分を還元するための条件は、「その商品が購入後未使用のままでＥＵ圏外に持ち出されること」です。

「未使用のままでＥＵ圏外へ持ち出したこと」を確認証明するために、書類に税関がスタンプを押します。従って、ＥＵ内のどこの国で買ったものでも、ＥＵを最終出発する空港の税関でスタンプをもらいます。

”ＥＵを最後に出発する空港”とは、下記のとおりです。
　　フィレンツェからの帰国便のルート（乗り継ぎ）が書かれていないのですが、ＥＵ圏内（たとえばヘルシンキ）で乗り継ぎがあるとした仮定で下記します。

?機内持ち込み手荷物で持ち出す
　　乗り継ぎ地のうち、ＥＵを最後に出る空港の税関でスタンプ。
　　（フィレンツェからその乗継地までの機内はＥＵ内なので、その機内では使用していないことを確認しないと、税関はスタンプを押せません。）

?スルーで預ける荷物に入れて持ち出す
　　スルーで預ける最後の空港の税関でスタンプ。スルーで預ける荷物ならば、たとえ乗継地までの飛行機がＥＵ内でも、そこで使用される可能性がないので、預ける空港の税関もスタンプを押してくれます。
（フレンツェから日本までスルーで預けるならフィレンツェの空港）

なお、?については押してくれる国と押してくれない国があるようです。もし押してくれない国であれば、購入した商品をすべて機内持ち込み手荷物にして?でスタンプをもらう必要があります。但し、イタリアは押してくれる国です。

注意しなくてはならないのは、乗継地がスイスでスイスから日本への直行便で帰る場合です。スイスはＥＵには加盟していないので、”ＥＵを最後に出発する空港”は、スイスへ入る直前の出発空港になります。（スイスへの移動が陸路であれば国境駅か道路の国境検問所。但し、いくつかの国際列車は車内に税関職員が乗り込んでいることもあります）

前回、ロンドン購入分が返金されなかったとのことですが、ローマで税関スタンプが押されていれば返金されるはずです。
返金会社側のなにかのミスでは．．．
（なお、お店で渡してくれる手続き書類には、必要事項のすべてが書かれている場合と書かれていない場合があります。税関スタンプをもらったあとで、書類を返金代行会社に送る時に、なかをよく見ておく必要があります。
2012年11月にパリのルイヴィトンで買ったときに渡してくれた書類には、返金先のクレジットカード番号が空欄だったので自分で書き込みました。同じ時に別の店で買ったものは、お店のほうで返金先クレジットカード番号まで記入すみでした。）