ドイツの食中毒について

回答日：2011-06-02

uryokomsさん、こんばんは。
近鉄バッファローズと申します。

他の方も答えになっておりますが、未だ以てハッキリした感染源は不明です。
元々は動物の大腸の中に生息していますが、糞便に混じって体外に出、
水や土壌を介して野菜などを汚染することもあるとされています。
それ故に、スペインからのキュウリが感染源とされたりしましたが、
最新のニュースでは、ハンブルグ市保健当局が感染源は
キュウリでないとしたそうです。

腸管出血性大腸菌による食中毒の予防についてですが、
大腸菌群は75℃1分程度の加熱で死滅すると言われています。
また、腸管出血性大腸菌の出すベロ毒素は80℃10分の加熱で失活するそうです。
ですので、生ものは避け、加熱した料理を食べれば大丈夫です。

腸管出血性大腸菌を摂取したら必ず発症するものではなく、
むしろ多くの場合は発症せず、免疫系で腸管出血性大腸菌を死滅させたり、
体外へ排出してしまったりするようです。
なので、それほど心配する必要はないようです。

何かの御参考になれば幸甚です。

回答日：2011-06-02

uryokomsさん。ぐーてん　たーく！

今ドイツで問題になっているのは、Ｏ?１５７に似たＯ?１０４の大腸菌（Escherichia coli）で、動物の糞から生野菜を通して人間に感染しているのではないかといわれています。はっきりしたことはまだわかっていません。

ですから、生野菜に気をつければ大丈夫だと思います。サワークラウトは酢や塩が大変利いていますので、問題ないと思われます。サワークラウトに似たクラウトサラダ（生キャベツをフレンチドレッシングで一夜漬けにしたもの）もありますが、それも、観光客が入るような店で出される物では問題ないと思います。

ご旅行中は食あたりなど普段食べなれない物での食あたりもありえますので、日本からお薬など持っていかれてはどうでしょうか。また、乾燥していますので、水分補給もお忘れなく。

回答日：2011-06-02

Uryokomsさん、こんにちは。

確かに悪いニュースっていうのは、日本にも届くものです。
この件に関して、情報が錯綜していますが、ある程度の結論が出ている模様。
怪しいと思われるのは、スペイン産のきゅうりとか。あとはトマトやレタスのようなもの。
で、ドイツ全土に出回っているわけではなく、北ドイツ（ニーダーザクセン州やハンブルク）を中心に広まっているとのこと。
なので、対策としては、生のサラダを食べないこと。水分を十分取ること。塩分を適度に摂取すること。
こういう話は正直情報がいろいろ飛び交うので、どれを信じていいか困ってしまいますが…
まあ、一つ確実なのは、熱を通したものを食べるようにしてください。
あとは、あまり心配しすぎないこと。

こんな感じです。

甲斐寝