ハードは日本の最高レベルで快適ですがソフトがまだ一歩でした

プルンチットの駅とほぼ直結。お隣のチットロムの繁華街へも歩いてすぐというのも便利でした。朝食が、普通のビュッフェと和食レストランの山里と選べるのが良かったです。また、トイレは部屋もロビーもウォシュレットで最新です。
プールは２５階部分にありまして、すぐに水とおしぼりを持ってきてくれるサービスは流石です。空中に浮いているような形になっており、絶景。そのまま空に繋がっているようです。ただ、パラソルなどが全くなく、日焼けが気になりますね。
日系ホテルだから、日本人のスタッフがいると思っていましたが、チェックインから部屋の案内、レストラン、プール、いずれも対応されたのは日本語も英語も片言しか出来ないタイ人のスタッフでした。夕方お部屋に帰ると枕銭だけが取られていて掃除が済まされていなかったり、レストランでの注文を２度にわたって間違えたり、オークラらしからぬ接客振りでした（英語がわからないにもかかわらず、イエスイエスの連発でした）。お詫びにと言って、タイ人マネジャーからチョコレートを頂きましたが、結局日本人マネジャーは出てきませんでした。一番気になったのは、日の丸マークが付いている「オークラサービス」のボタンを押すと、日本人のスタッフが出ると思っていましたが、日本語で話しかけても英語でスタッフが対応していました。英語が出来ない宿泊客はさぞお困りかと思います。フロントやベルデスクのスタッフなどはかなり教育されていますが、レストランや部屋のスタッフは英語すらまだまだといった感じです。結局、ハードは素晴らしいものの、何故オークラを選んだのだろうという違和感を持ちました。トップクラスのホテルとして、特に従業員のサービスについて、日本人が表に出て、やって見せて、気持ちよく気を配っていただけるようお願いしたいところです。