今回は、某予約サイトから8人部屋ドミトリーで驚きの547円という価格で予約しましたが、何と、4人部屋ドミトリーにアップグレード(とはいっても、このお部屋でも通常で1000円程度の設定ですが…(;^ω^))され、しかも、同室にはもう一人、ブラジルからの旅行者がいらしただけで、彼は早くに出発されましたので、後半はほぼ個室感覚でお部屋を利用することが出来ました。
ここのドミトリーは、ドミトリーといっても通常のベッドというよりは、キャビンタイプになったレイアウトなので、上段に当たっても、モノの落下などに注意する必要がないのが利点といえます。そして、この4人部屋の中には、この手の安宿としては珍しく、ちゃんとバスとトイレがそれぞれ別室で設置されていますので、誰かがシャワーを浴びている最中にトイレに行けない、なんてこともないのが良かったです。タオル類も無料で借りられました。
あと、このお値段でありながら、無料朝食が付いています。私は最初8時過ぎに行ったのですが、混雑していたので、一旦戻って再度9時過ぎにアクセス。最初は食パンが用意されていたのですが、後半はそれがなくなったためか、袋入りラーメンが用意されていました。それとは別に、シリアルと牛乳も用意されていて、シリアルに関しては、米国のエアラインラウンジなどでよく見かけるような、回転式のダイヤルをひねると落ちてくるタイプで、こちらは十分な在庫があるので、遅い時間帯でも頂くことが出来ました。案外、このシリアルも美味しくてお勧めです。
総じて、これだけの内容でUGもあった上で、宿泊料金が550円程度、ですから、日本の多くの方の安宿の常識として扱われている、24時間営業のチムジルバンやサウナでも高く感じてしまうレベル、もっと多くの方に、韓国のゲストハウスを利用して頂きたいと思いますが、ここは特に、清潔感もあってゲストハウス初心者の方にお勧めです。新しいこともあってか、女性の利用も多くみられましたので、あまり暑苦しい旅人(?)が集まる宿は敬遠したい、という方にも安心して泊まれる宿です。
また、ここは向かいに同名の「キャンバス・カフェ」というのも営業していて、建物がこちらの方がお洒落なデザインで目立つので、こちらを探して、その向かいにホステルがある、と理解されておくと良いです。因みに、ホステル自体のチェックイン可能時間は夜9時までと短く、それ以降夜11時までは向かいのカフェでチェックイン可能ですが、夜11時以降、カフェが閉まってしまうと、チェックインが出来なくなってしまうので、その点だけは注意が必要だと思います。(後で確認したのですが、ここが親切なのは、きちんとその旨を記したメールが届いていたことです。きっと、ホステルのチェックイン可能時間が夜9時までと早いので、それ以降に到着される方が困ることが多いからなのだなあと推測しました。)
それにしても、個人的には、新元号が「令和」と発表されて初めて宿泊した宿となりましたので、それも思い出に残ることになり、そういうメモリアルな日に、ステキな宿に泊まれたなあと大満足でした。