バンコクの「インディゴ・バンコク」に宿泊して見ました。人生初のインディゴブランド、実はデザイン系ホテルは落ち着けなさそう…と敬遠していたのです。午後遅めに到着したスワンアプーム空港は雨模様、タクシーは想像通り渋滞にはまり、ホテルに到着したのは日没直前。早々にバンコクの洗礼を受けました(笑)。さて「インディゴ・バンコク」の入口を入ると。かつてタイで活躍していたサームロー(三輪自転車タクシー)が飾られており、少し驚かされました。ロビーのサイズは小ぢんまり、宿泊客を選ぶデザイン系で、大型の団体客をターゲットとしていないはずですから当然と言えば当然ですね。、そのロビーの造りは、帝国主義時代にアジアを席巻した頃のイギリスの…そう、ビクトリア時代を模したようなレトロ調デザインで、質の良さそうなソファーが数脚あるのみ。同じデザイン系ホテルであってもWブランドなどのポップなデザインとは趣が違い、比較的高年齢層にも受けが良さそうです。ただし…と言うか、やっぱりと言うか、ここにも某国の人々の姿。大量の荷物を横に、ソファーに寝ころんで独占し、タブレットで遊んでおり、他国のお客さんは座れません。レセプションでのタイ人女性スタッフの気持ち良い対応で少し気分が晴れました。歩みを進めたエレベーターホールには、昔懐かしいラジオやレコードプレイヤーの棚、到着した客室階にも吹き抜けや屋外に通じる空洞があるなど、どこも普通じゃありません。さて客室はトンソンというカテゴリーのようで、広さは37平方メートル。2面に窓があり、小さいながらバルコニーがあることも嬉しいことです。ソファー周りの色調はカラフル、入口目の前にはジュラルミンのキャビネット、ベッドのヘッドボードは先ほどロビーで見かけたサームローの写真と独特のデザインではありますが、決して落ち着かない雰囲気ではなく、デザインそのものを楽しめるものでした。すでにターンダウン済のベッド上にはウェルカムレターとギフトが置かれていました。ベッドのヘッドボード裏手側に配置されたバスルームには金ぴかの洗面台。バスタブはなく大きめのシャワーブースのみですが、バスタブ派ではない私のとっては問題ありません。バスアメニティは地元ブランドパンピューリで、使い心地が良かったです。最後に、IHGプラチナ会員はミニバー内のソフトドリンク無料、22階のバーでのドリンクサービス、3枚までの無料ランドリーなどのベネフィットが受けられます。詳しくは添付写真をご覧下さい。