今や倒産して無くなってしまった青木建設(あのバブル時代、NYのプラザ合意のプラザホテルを買収したゼネコン)の社長の夫人(日系ブラジル人)が、いまでもブラジルの至る所で展開し続けているホテルがこのブルートゥリーホテルです。
日本の思いやりと真心を込めたサービスを基本に展開している気持ちのいいホテルです。
日本人を意識していることから、NHKは受信されていますし、サンパウロのブルートゥリーなどは、納豆等、日本の朝食が準備されていたりします。
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さて、その2016年リオ・デ・ジャネイロ・オリンピックの会場があった「バーハ・デ・チジュッカ」に建設されたのが、このホテル『ブルー ツリー プレミアム デザイン リオ デ ジャネイロ』です。
世界的に有名なコパカバーナ海岸やイパネマ海岸からは、一つ山を越える必要がある為、かなり遠い感覚です。この地域は、リオのお金持ちばかりが集まり、比較的治安も良いと言われれている場所です。
ホテルは真っ白で、すごい清潔感。ただこの周りには他に大きなホテルがない為、ここを目指してくるブラジル人観光客も多いらしく、かなり人気のあるホテルです。
ちょっと気になることも......
ホテルの施設、部屋も、掃除が行き届き、非常に清潔感があり、綺麗なホテルですが......
■フロントの事務処理が遅い遅い.....かなり待たされます.......他の地域のブルートゥリーホテルは何度か利用していますが、これだけ遅いのは初めてです(結構我慢も限度)。
■ブラジルには珍しく、スタッフの愛想が.....良くない....
■周りには何もない(レストランは少ない)
■ファシリティはかなりレベルが高いですが、ちょっと、入室した際に、冷房の調子が悪く、文句を言いに行っても、列に並ばされるわ、部屋変えてくれ!と言っても、つっけんどんに断られるわ......
■シャワーの温度が低めに設定されている。日本人的には、熱いお湯が出ない。
■椅子がない(友人の部屋は椅子があるのに....)
■湯沸かし器が部屋にない....
まあ、ホテルが余りにも素晴らしいということなら、ここまで来る価値もある気がしますが.....これだけ遠く、値段もこんな高く、サービスもいまいちなら(設備の管理はいいですが....)......少し手前にある「グランド・ハイアット」の方が(少し高いかもですが)、良いかもしれません。
以上。