ヴィークは、アイスランド最南端の海岸沿いにある村。
人口300人足らずの村ですが、アイスランドを一周する国道1号線が通っているせいか、他の小村に比べると活気が感じられました。
ホテル・エッダ・ヴィークは、その1号線からもよく見えて、迷う心配はありません。
このホテルは、一般的なホテル形式の部屋が入った本館のほか、小型キャビンが数棟敷地内に並んでいます。
私たちは、キャビンの方に泊まってみました。
キャビンは外から見ただけだと分からないんですが、内部が二部屋に分かれていて、表の扉はもう一部屋の宿泊客との共有になっていました。
一棟丸々使えるのかと思って行くとガッカリします。
元々小さいキャビンなので、二部屋に分けられたあとはシングルベッドを二つ置くだけでいっぱいいっぱい。
屋根の角度に合わせた斜めの天井が圧迫感あり。
さらにテーブルや椅子、湯沸しポット、テレビも詰め込まれて、ロマンチックな雰囲気なし。
浴室内部も押して知るべし。
これなら、多少料金は高くなっても、一棟丸ごと使えるお部屋にしてグレードアップを図った方がいいんじゃないかと思ってしまいました。
よかったと思うのは、キャビン裏手の低い崖にカモメらしき鳥たちが巣作りをしていたのが見られたことと、崖沿いの小道で朝の散策が出来たこと。
私たちが泊まった9月中旬には、大西洋に突き出した小さな岬から昇る朝日が見られました。
季節によっては、海から昇る朝日が部屋に居乍らにして見えるのかも。
ネット接続は、本館ロビーで可能。
通りがかりにドアの開いていた客室をチラリと覗いて見たところ、シンプルな内装ながら明るくこざっぱりしたお部屋だったので、このホテルに泊まるなら本館の方がいいのでは。
朝食ブッフェは、思いがけなく内容豊富でうれしい驚き。
ワッフルも自分で焼けるようになっていました。
ホテルから見える1号線には、ガソリン・スタンドとコンビニとファスト・フード店を兼ねたお店、それにウール製品などの結構大きなお土産屋さんあり。
そのほか、村にはレストランも数軒あって、夕食の心配はいりませんでした。