2013年秋のベネルックス:第九日 アルデンヌ地方の古城ホテル ナミュール城
10月22日(火);234km 、22℃と汗ばむような暖かい一日だった。晴れ。
<使用レンタカー;Avis>
メルセデス C-180 ・1800cc 黒色 5T (G FXAR・フルサイズ)
モダーヴからナミュールの町は50kmほどで着く。
ムーズ川を見下ろす高台に巨大なCitadel(シタデル・要塞)跡があるはずだが、街中を走りながら見たが要塞への標識が見つからない。しかも要塞の上、つまり丘の頂上に宿泊する古城ホテルがあるので、要塞への道が見当たらないとどうにもならない。
さて困った。たまたま見つけたAvis の事務所で、“実はホテルが分からないので、タクシーを呼んでもらえ得ないか?”と聞くと、対応したカウンターの女性が、“後15分で仕事が終わるから待っていて!私の車(韓国製の現代車)の後を付いてきてね。”と言ってくれました。
幸いAvis の親切な女性にホテルへの登り口まで伴走してもらって、Chateau de Namurシャトー・ド・ナミュール城にはなんとか暗くなる前、17:45に着けた。
今日も様々な方に助けて頂いた旅になりました。
≪夕食:シャトー・ド・ナミュール城・レストランL’Ermitageエルミタージュ≫
19:00〜21:30 Euro130(17,891円)
予約していた時間にレストランに行く。
数人の家族と、幾つかの宿泊客たちがいた。
食事中に夕立が雷鳴と共に激しく降った。
その後は星空になり、町の夜景が美しかった。
飲み物はシェリー、お水、アルザスワインのリースリング0.75L。
ここは3品料理のみの提供だとそうで、メニューには仏蘭語に幸い英語が併記されていたので料理内容は分かった。
尤もシェフのご挨拶は給仕のお嬢さんからワロン語(仏語)で説明を受け、全く分からなかった。総じて味付けは濃い目であったが完食した。
3品料理:
?前菜:若い猪肉のテリーヌ、ハーゼルナッツ添え、タマネギのジャム、ラズベリーのビネガーかけ。
?メイン:タラのロースト、マッシュルーム、人参のバター炒め、アマガサダケ添え。
?デザート:Tarte Tatinタルト・タタンとココナッツのアイスクリーム。
夕食後は昼間の疲れや、ワイン1本を飲んだ事もあり、22時には二人とも寝てしまった。私はそのまま、朝の5時までぐっすりだったから、余程疲れていたのだろう。
【Chateau de Namurシャトー・ド・ナミュール城】
BE-5000 Namur ナミュール、 Avenue de L’Ermitage 1
Tel:+ 32(0) 81‐72 99 00、FAX : ‐72 99 99
http://www.chateaudenamur.com
http://www.chateaudenamur.com/EN/photos
http://www.youtube.com/watch?v=qGT0wtMIsZI
108号室(2階)、*Euro95+朝食30=125 (16,777円)。
バラの公園を見下ろす眺望の良い部屋だった。
“Executive” DZ (広さは32 〜35 m2、Meuseムーズ川とバラ園の眺め)をEuro95+朝食Euro15x2=Euro125(2013.08.21.HotdealのEuro170=>Euro 95ほぼ半額になるので、Secure Bookingにて事前予約し、VISAで決済した。*)
4星・全30室。マーストリヒトから40kmのLiegeリエージュを経由し、ナミュール州ナミュールまで走ると、凡そ90kmの距離になる。
ムーズ川の支流Sambreサンブル川とムーズ川の合流点にそびえる岩壁上にChateau de Namur城塞(Citadelシタデル)跡があり、その頂きにナミュールの旧市街を見下ろすように立っているのが、1931年創業の古城ホテル(州立ホテル学校の経営)シャトー・ド・ナミュール城である。
レストランL’Ermitageエルミタージュはムーズ川を見下ろす所に位置し、食事と景色と両方楽しめるとの事。
ナミュールの町は仏王ルイ14世がかつて所有していた城砦がそびえ、「ムーズ川の真珠」と讃えられる美しい町です。美しい自然に囲まれた古城めぐりが楽しめるアルデンヌ地方の玄関口にあたり、美しい2つの川に囲まれた町はその便利な地形から、第二次世界大戦が終わるまで独仏をはじめとする強国の争いが絶えず行われていたと云う。