創業125年のフランス植民地時代のベトナム国内でも歴史有るフレンチコロニアル様式ホテルです。
但し色々な面でホテルのブランドを活かせず勿体無いと思う所が多々有ります。何だか建物が朽ちていくのを待ってる感じ。老朽化をノスタルジーと脳内変換しましょう(笑)。
重厚な建築の建物は外観も内装も中庭も全てに歴史を感じられる素晴らしさ--->ココがこのホテルを誉めるとすれば1番目でしょう。
立地もフエの市街地の観光地に徒歩でアクセス可能な場所でフォン川に架かるチューンティエン橋の袂の交差点角に立地しフエ駅迄ホテル前のレ・ロイ道りを真っ直ぐ1.7kmの距離です。
大手ホテル予約サイトで定価65%offの料金で2人で40平米も有る朝食付き浴槽付きのコロニアルデラックスルームで日本のビジネスホテル以下の¥6,000円台の価格(1人3,000円台~)で即予約--->ココがこのホテルを誉めるとすれば2番目でしょう~異様に安い。
チェックイン時にはウエルカムドリンクもフルーツも頂けて中々のサービスですが、、、、、、
先ず客室のドアを開けると「むわっ」とカビ臭い、中庭に面して廊下が有って全ての大窓を全開にしてましたがこの為ですね?建物全体が何だか暫く放置された空き家に入ったみたいな?で水周りが匂うんです。オマケにドアロックは外れて壊れたまま。
部屋にレ・ロイ道りに面して半円形のベランダが付いていて大きなテラスのガラス扉窓を開けて換気、、、、、、今度は建て付けが悪く閉まらなくなります。無理に閉めようとすると重い扉が外れそうで怖い。
ベトナム中部と言う場所柄宿泊中床が「何だか湿ってるな?」と思えば何とエアコンからポタポタ水滴が垂れて朝には大きな水溜まりが出来てました。その為折角の赤茶色のチーク材の床が長年の水漏れで変色し染模様になっています。
客室は天井も高く驚愕の広さでレトロ映画のセットの様です。帽子やコート掛けスタンド迄が有りました。
部屋と一体化した備え付けの家具類もクラシックそのものなのですが埃っぽく中も壊れ付け替えが効かないのか?どうしようも無いのか?痛んだままです。
部屋の冷蔵庫内もビチャビチャで水垢も浮いた水溜まりの中に有料のドリンクが入ってる感じ~
洗面台・バス・トイレは広いのですが彼方此方壊れてて全体清潔感は見た目40%ぐらいでしょか?
創業以来そのまま?定期的にメンテナンスしてるのかな?多分放置してる?というレベルです~改修しようにも同じ材質の建築資材確保が不可能で建て替え?しか無い?
但しビュッフェスタイルの朝食は緑の多い中庭でフエ郷土料理の種類も豊富で毎日10時迄ゆっくり食べて満足いく物でした--->ココがこのホテルを誉めるとすれば3番目でしょう。
アジアで5★クラスのコロニアルホテルだと思って宿泊すると落胆が激し過ぎますがちょっと良い個人経営のホテルと思えば文句は有りません。
宿泊客はベトナム人グループが中心で欧米やアジア系の海外観光客が粗居ないのも納得しました。
残念な事にマーケティング的には施設全体の老朽化で評価はかなり低いようです。
今回は辛口コメントですが私自身は経済的に旅行してるので此方に又泊まりますよ!上記が気にならなければ雰囲気は抜群&コスパは最高です。