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白川郷観光を徹底サポート! 絶対外せない名所やグルメ、アクセスなどを紹介

白川郷観光を徹底サポート! 絶対外せない名所やグルメ、アクセスなどを紹介

photo by クマさん

日本を代表する観光地「白川郷」。日本人の“心の原風景”と言われており、ノスタルジックな雰囲気で世界中から人々が訪れる場所です。今回は、そんな白川郷の楽しみ方についてご紹介! 白川郷の春夏秋冬や、合掌造りの見どころ、行くべきスポットなど、これを読めば白川郷について知ることができます。ぜひ、参考にしてくださいね!

※記事の最後では、岐阜観光をオトクに楽しめる前売り券や割引クーポンについても紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪

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フォートラベル編集部

1. 白川郷ってどんなところ?

岐阜県北西部に位置する「白川郷合掌造り集落」は、高山市と白川村にまたがる集落です。約1kmの範囲に、美しい自然と茅葺(かやぶき)屋根の家が連なり、古きよき日本の景色が残っています。初めて訪れた方でもどこか懐かしい感覚になるのではないでしょうか。自然に恵まれ、川の幸、山の幸も豊富に揃うこの場所は、今も人々が生活を営んでいます。今や日本を代表する観光地となった白川郷ですが、かつては秘境の地と言われていました。しかし、人里離れた場所にあるからこそ、昔のままの風景が現代にも残ったのです。そんな美しい景観が評価され、1995年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。以来、国内外から多くの観光客が訪れるようになり、交通整備もされたことで、気軽に訪れることができるようになったのですが、その反面、近年では観光客のマナーが問題視されています。先ほども述べたように、白川郷がある荻町地区は現在も人が暮らしている場所です。立ち入り禁止区域などもあるので、住民の方の迷惑にならないようにしてくださいね。「白川村役場」の公式サイトの観光情報ページに「漫画で読む白川郷マナーガイド」が掲載されています。とても詳しく描かれているので、訪れる際には目を通しておくとよいでしょう。

クチコミ:世界遺産の合掌集落

オカンカンさん

世界文化遺産に登録されている白川郷合掌造り集落、ツアーなので全体が見渡せる展望台に登る時間はありませんでした。以前訪れた際に比べ、外国人の数が驚くほど増えていました。豪雪地帯に対応した、茅葺の三角屋根や大家族制の名残の部屋数の多い内部、屋根を支える大きな梁など、かつての生活に思いを馳せました。当時の情景が偲ば......もっと見る

2. 白川郷の春夏秋冬

【春】雪解けと桜のコントラストが美しい

全国的に春の陽気へと切り替わる4月上旬でも、白川郷にはまだ雪が残っていることもしばしば。このエリアに桜が咲くのは、4月中旬から5月上旬。まだまだ防寒対策は必要ですが、雪解けと桜のコンビネーションは、美しいのひと言! 5月下旬には、地元の女性が“早乙女姿”になり、田植え唄を歌いながら苗を植える“田植え祭り”が開催されます。一面緑色に染まる田園も、白川郷の春の証。

【夏】緑あふれる大地が青い空に映える

白川郷というと冬のイメージが強いですが、訪れた方のなかには「夏のほうが好き」と言う方も多いのだとか。この時期は、春に植えた苗が成長し、集落全体がみずみずしい青色に輝きます。周囲に咲く草花もグッと鮮やかに咲き誇り、青い空、ヒマワリ、茅葺屋根のセットは、まさにおとぎ話の世界。白川郷の豊かな自然のエネルギーを一番感じられる季節です。

【秋】山々を彩る紅葉と茅葺屋根がノスタルジック

田園が黄金色に変わる秋、白山も赤、黄色、オレンジなどに彩られ、一気にノスタルジーな雰囲気に包まれます。9月にはコスモスが咲き、10月中旬ごろから紅葉が始まります。ゆっくり散策など、白川郷にスローな時間を求めている方には、もっとも適した時期かもしれません。また、秋にはイベントも充実しています。毎年10月は、1200年以上も続いている奇祭“どぶろく祭”が開催。家内安全と山里の平和への祈りが込められたお祭りなのだとか。11月には一斉放水訓練が行われます。火災に備えるための重要な行事ですが、大きな弧を描く放水が見ものと、密かに人気を博しています。

【冬】これぞ白川郷! 雪のなかにたたずむ日本の原風景

白川郷と聞いて思い浮かべるのが雪に染まった冬景色。積雪2mを超える豪雪地帯というだけあり、12月下旬から3月上旬は白銀の世界へと変貌します。また、この時期は集落全体がライトアップされることでも有名。昼には見られない幻想的な風景は、一生に一度は見たい光景です。なお、ライトアップ見学は完全予約制です。詳細は、白川郷観光協会の公式サイトをご確認ください。

3. 白川郷の魅力は合掌造りにあり!

白川郷一番の魅力は何といっても、合掌造り! ここには大小100棟余りの建物があり、なかには内部を見学できる家も。大きな“合掌”のように見えることが名前の由来と言われており、正面から見て、屋根が三角に見える部分を“妻”、平になっている屋根の広い部分を“平”と言います。白川郷の家屋は玄関が平側、五箇山は妻側にあるのが大きな違い。茅(かや)は水はけがよく、断熱性や通気性にすぐれていることから、屋根として用いられるようになりました。茅のふき替えは30年に一度行っているそうです。急こう配になっている屋根も合掌造りの特徴です。降り積もった雪の“雪下ろし”作業を軽減させるために、このような角度になっているのだとか。また、白川郷の家屋は、屋根の平部分が南北側に向いていることがほとんど。これは、太陽の光を長時間当てて雪が早く溶けるように、夏は白山から吹く風の通り道になるように計算されているそうです。合掌造りは、まさに先人たちの知恵が詰まった建物です。2階に位置する屋根裏は“あま”と呼ばれ、主に養蚕(ようさん)作業をする場所として使われていました。ちなみに五箇山の合掌造りは、養蚕のほか和紙作りも盛んに行われていたそうです。釘などの金具類は一切使わず、藁(わら)や、“ネソ”と言うやわらかくした木の枝などで編んで固定されています。こちらは、中央に囲炉裏(いろり)がある“おえ”と呼ばれる場所。今でいうリビングで、囲炉裏を囲んで家族団らんを楽しむ場所です。囲炉裏から上がる煙は、殺虫効果もあるため、真夏でも火を絶やさないのだとか。囲炉裏の上部には、大梁(はり)が掛かっており、太ければ太いほど、大きな家という証です。

4. 白川郷で外せない! 合掌造りの建物

名家! 今も人が住んでいる、生きる重要文化財「和田家」

江戸時代から村のまとめ役だった「和田家」の家屋は、江戸時代中期に建てられたと言われており、国の重要文化財に指定されています。建坪は白川郷集落で最大規模。格式高い建築様式を建物全体から垣間見ることができます。現在も住居として使用されていますが、1階の一部と2階は見学可能。館内に案内をしてくれる方がいるので、和田家の歴史や合掌造りの構造など、詳しく聞くことができますよ。和田家のほか、石川県の宮大工が10年もの歳月をかけて完成させた「神田家」も見学できます。こちらは江戸後期の建物。和田家との違いを比較してみるのもおすすめです。

和田家:白川郷バスターミナルより徒歩約4分
神田家:白川郷バスターミナルより徒歩約7分

クチコミ:荻町地区で最大規模の合掌造りの建物

温泉大好きさん

白川郷を散策した際、和田家に立ち寄りました。和田家は、江戸時代に名主を務めていた家系で、荻町地区で最大規模の合掌造りの建物はとても存在感があり見応えがあって良かったです。築300年の木造の建物が現在でも実際に生活に使われている......もっと見る


全国的にも珍しい! 合掌造りの寺「明善寺郷土資料館」

1748年に創建された浄土真宗の寺院「明善寺」。合掌造りのお寺はほかではなかなか見られないので、白川郷へ訪れたら行っておきたいスポットです! 鐘楼門は、1801年に延べ1,425人を要して建てたと言われています。茅葺き屋根のほか、1階部分に板庇(ひさし)があるのはとても珍しい建築物なのだとか。本堂、鐘楼門、庫裡(くり:お寺の台所)が合掌造りで造られており、庫裡は「明善寺郷土資料館」として使われていて、農具や当時の炊事用具などの資料が展示されています。昔の人たちの生活を知りたい方はぜひ! 周囲に咲く花も美しいと評判です。

白川郷バスターミナルより徒歩約10分

クチコミ:明善寺庫裡は茅葺屋根の葺き替え作業中

温泉大好きさん

白川郷を散策した際に、明善寺庫裡に行ってみました。明善寺庫裡は茅葺屋根の葺き替え作業中だったので、残念ながら内部の見学は出来ませんでしたが、茅葺屋根の葺き替え作業を見ることが出来たのでかえって貴重な経験を出来て良かったです。もっと見る

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5. 合掌造りとあわせて行きたい白川郷のマストスポット!

荻町城跡展望台

「荻町城跡展望台」は、集落全体を見下ろせる人気のフォトスポット。山、合掌造り家屋、田園など絵本で見たような光景が広がります。四季折々の景観が楽しめるので、どんな時期でもおすすめ。展望台行きのシャトルバスは1時間に3本運行しています。徒歩でも15分ほどで行けるので、町並みを見ながらゆっくり向かうのも◎ 白川郷にもう1つ「天守閣展望台」という場所もあります。荻町城跡展望台から少しのぼったところにあるので、また違った絶景が見られますよ。

クチコミ:見覚えのある風景が広がってます

ちいさん

白川郷と言えばこの景色、と言わんばかりの、合掌造りの家屋が並んだ風景を見ることが出来ます。1泊2日で行き、2回展望台には登りました。1度目は徒歩で、20分程、結構な急勾配の坂道を歩きました。2度目は展望台行きのシャトルバスを利用しました……もっと見る


であい橋

全長約107mのつり橋。鉄道が通っていない白川郷へは、シャトルバスまたはマイカーで行く方がほとんどです。その際に利用する「せせらぎ公園駐車場」から集落へ向かうために誰もが通るのが、この「であい橋」。川のせせらぎと、合掌造りの建物をいっぺんに楽しめると人気のスポットです。中央の幅は約1.5mと狭いので、譲り合いの心を忘れずに! また、せせらぎ公園駐車場にある「であいの館」では、最新の観光情報をゲットできますよ。

クチコミ:であい橋

つよーしさん

白川郷の駐車場から、白川郷に行く際に川を渡るのですが、その際に渡るであい橋がまた紅葉と綺麗な川とマッチしていてこれだけで美しい風景になってました。橋の上から見下ろすと、川の水がとても透き通っていて下の岩が見える程でした。もっと見る


白山白川郷ホワイトロード (岐阜県側)

金沢や加賀温泉郷(石川県)と、白川郷や飛騨高山を結ぶ全長33.3kmの「白山白川郷ホワイトロード」。白山の自然をダイレクトに感じられるドライブコースとして人気の場所です。特におすすめなのが、山々が鮮やかに色づく紅葉の時期。ドライブのほか、ウォーキングやトレッキングも楽しめます。コース間には、レストハウスや滝、展望台など施設や見どころが充実しているので、途中で車を止めながら楽しむのがおすすめ。もちろん駐車場もあります。ただし、冬季はホワイトロードが閉鎖されるのでご注意を。

クチコミ:白山白川郷ホワイトロード

神保道善さん

有料道路で結構良いお値段なのですが、30Km以上の山岳コースですので納得感はあります。元々スーパー林道と言われていた道で、世界遺産白川郷から白山・加賀温泉郷を結ぶコースです。岐阜県側は入ってすぐに白川郷を見る事ができる展望台があり......もっと見る

6. 白川郷に行ったら何食べる?

自然豊かな白川郷では、川魚や山菜など、ご当地ならではの食材を使った料理がいただけます。たくさんの飲食店があるなかでも、特にイチオシのお店や、食べ物をご紹介!

■いろり

囲炉裏を囲んで、地元の食材や郷土料理を楽しめるお食事処「いろり」。春は山菜、夏は飛騨高原野菜、秋はきのこ、冬はお漬物など季節に合わせて旬の食材がいただけます。特産品である合掌豆腐(豆腐が固いのが特徴)を使用した「焼きとうふ定食」や、お隣飛騨の名産品を使った「飛騨牛朴葉味噌焼定食」が人気。飛騨牛串焼きやみだらしだんごなどの軽食もあるので、散策の合間にも立ち寄りたいお店です。

白川郷バスターミナルより徒歩約1分

クチコミ:いろり♪

にゃんこさん

白川郷に行ったときに食べ歩きをしたときに利用したお店となっております。五平餅のごまだれをいただきました。注文してから焼いてくれますが、出てくるまで早くてよかったです。甘辛いタレでおいしくいただけました。今回は、店内での食事では無かったですが、外にはベンチもあるので、景色を楽しみながらいただくことができました。もっと見る


■手打ちそば処 乃むら

地元の方も通うそば屋「手打ちそば処 乃むら」。地元で栽培されたそば粉を使用し、前日に石臼でひいたそばを山の清水を使ってていねいに手打ち。新鮮なそばをいただいけるので、そばの香りを堪能できると評判です。店内はカウンターのみなので、お昼時などが並びますが、ここのそばは並んででも食べたい逸品! 空いている時は店主との会話が弾む、アットホームなそば屋です。

白川郷バスターミナルより徒歩約8分

クチコミ:おつゆが美味しい

なつあささん

白川郷で昼食が食べられるところは結構ありますが、お蕎麦が美味しいと事前に調べて評判がよかったので、行ってみることにしました。 土曜日の14時ごろ行きました。待っている方が2~3組いらっしゃいましたが、回転がはやかったので、それほど……もっと見る


■落人

白川郷観光の休憩におすすめなのが「落人」。天然水を使ったコーヒーや手作りぜんざいなどがいただけるカフェです。また、カレーなどお腹を満たせるメニューもあるので、ランチとしての利用も◎ こちらのお店は夫婦で営んでおり、インテリアや器、コーヒーカップなどお店全体から2人のセンスのよさがうかがえます。ぜんざいは囲炉裏の鍋から自分で盛り付けるセルフサービス。しかも、おかわり自由とのこと、つい長居してしまいそう。

白川郷バスターミナルより徒歩約8分

クチコミ:合掌造りの喫茶店

ちいさん

合掌造りの喫茶店です。一人ではいったら、囲炉裏のお席へ案内して頂きました。カレーライスと、おぜんざいと、飲み物のセットを注文。カレーライスには、たっぷりの福神漬けが付いてきます。おぜんざいは、最初冷たい物を頂いて、お代わりは、囲……もっと見る


■どぶろくアイス

白川郷はどぶろく祭りが行われるなど、どぶろくの醸造所としても有名。どぶろくは、酒税法により一部の場所でしか作ることを認められていないので、とても希少なお酒なんですよ。米、米こうじ、水を発酵させ、もろみをろ過せずに、そのまま飲むのが特徴です。白川郷へ訪れたらぜひ食べてほしいのが「どぶろくアイス」。どぶろくの香りとアイスの甘味が合わさった絶妙な味なので、お酒が苦手な方にもおすすめです! 販売場所も集落にいくつかあるので、見つけたらチャレンジしてみてください。

7. 白川郷に行ったら何買う?

白川郷へ行ったら、ご当地のお土産を購入したいですよね。おすすめは、どぶろくを使った煎餅やきんつば、地元のお米を使用したお菓子、漬物などの食べ物のほか、カゴやぞうりなどのわら細工も人気があります。何を選んだらいいか迷ってしまう方は、「和田家」のとなりにある「こびき屋」へ。地酒やお土産に最適なお菓子、ご当地限定キャラクター商品などが豊富に揃っているので、欲しいものがきっと見つかるはず!

クチコミ:バスターミナル近くにあり、帰る前の買い物に便利

すけさん

白川郷のバスターミナルから南へ300mほどのところ、合掌造り集落の入口近くにある茅葺屋根のお店です。おみやげ品がそろっていて、バスターミナルが近いので、帰る前に、バスの時間にあわせて買い物をするのに便利です。もっと見る

8. 白川郷へのアクセス方法

白川郷は高山から北に約50kmの場所にあります。鉄道は通っていないので、バス、または車でアクセスします。集落がある荻町地区は車両が通行できない場所も多々あるので、マイカーで訪れる場合、せせらぎ公園駐車場などを利用しましょう。駐車場料金は、集落の保全などに使われています。バスは、高山駅から「濃飛(のうひ)バス」を利用すると約50分。金沢駅からは、「濃飛バス」または「北陸鉄道バス」を利用して約1時間15分。名古屋駅からは「岐阜バス」を利用すると約2時間50分です。飛騨高山や金沢観光と一緒に、白川郷をまわる方が多いので、旅のスケジュールに合わせて行き方を選んでみてください。なお、バスの利用は予約が必要な場合がほとんどなので、各社の公式サイトをご確認ください。

いかがでしたか?

今回は白川郷について紹介しました。いかがでしたか? 春夏秋冬、いつ訪れても自然あふれる場所で、日々のけん騒から解放されたいと思っている方には、おすすめの観光名所です。そして、先人たちが残したすばらしい文化遺産を次の世代に伝えるためにも、日本人が率先して守っていきたい場所でもあります。実際に訪れることで、そのことをより実感できるはず。ぜひ一度、白川郷へ行ってみませんか? 最後までお読みいただき、ありがとうございました。白川郷のホテルを探す
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